幕屋 イスラエル人がエジプトから脱出した後に用いた,持ち運びができる崇拝用の天幕。中にエホバの臨在を表す契約の箱が置かれていた。犠牲を捧げて崇拝を行うための場所で,「会見の天幕」とも呼ばれる。木枠を組み合わせた構造で,ケルブの絵が刺しゅうされた亜麻布で覆われていた。2つの部屋に分かれていて,手前の部屋は聖所,奥の部屋は至聖所と呼ばれた。(ヨシ 18:1。出 25:9)付録B5参照。