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  • 目ざめよ! 1970
目ざめよ! 1970
目70 3/22 8ページ

他の人が霊的に強くなるのを助ける

アメリカ,コロラド州で旅行する監督者として奉仕しているあるエホバの証人は,関心をいだく人が霊的に強くなるのを助ける機会に恵まれました。彼はそれをどのように行ないましたか。彼の述べる次の経験に注意してください。

「ある会衆を訪問していたとき,わたしはその会衆の監督とともに,聖書にたいへん関心を持つ婦人を再び尋ねました。その婦人との聖書研究が始まり,彼女は急速に進歩しました。やがて婦人とその家族全員が御国会館の集会に出席するようになり,とくにむすこのジョンは霊的に早く円熟しようとの意欲を見せていました。

「ジョンは集会で注解したいと思いましたが,その方法を知りませんでした。そこでわたしは自分がどのようにして『ものみの塔』を勉強するか,また各ページにある質問の答えに線を引く方法を教えてあげました。彼はそれに大喜びでした。次にその会衆を訪れたとき,わたしは,ジョンが集会に活発に参加しているのを見てうれしく感じました。

「次にわたしは,ジョンが伝道のわざに心から参加し,伝道に対する正しい態度をつちかうのを助けたいと思いました。それで彼が忘れてはならない事柄を強調しました。それは,エホバがこのわざを命じておられるということと,伝道に対して人の反応がなくても気落ちすべきでないということでした。わたしたちは,エホバの御名と目的を公にし,エホバの証人として行動しているのです。このことを電報配達人をたとえにして説明しました。人々が電報の内容を快く思う思わないとに関係なく,配達人は割り当てられた配達の仕事を果たします。

「その次の訪問のとき,ジョンが聖書に関心を示す人々を再び訪問するのを援助できました。再訪問のためにあらかじめ準備することの大切さ,および関心を持つ人々との聖書研究を始めるという再訪問の目的を説明しました。ジョンはこれを心から受け入れて実行しました。というのは彼の会衆をわたしが次回に訪れたとき,彼は三つの家庭聖書研究を司会していたからです。

「集会に出席しはじめてから約1年後,ジョンは決意してバプテスマを受けました。わたしはエホバとその組織に堅く従い,神の貴重なことばである聖書をいつも学ぶ必要を彼に強調しました。そして,反対を予期し,霊的に強くなり,霊的に円熟して行くには,絶えず努力すべきことを強調しました。

「後日,ジョンが巡回大会のプログラムで自分の経験を語るのを聞いたわたしは,ことばに表わせない喜びを感じました。たしかに彼は霊的に強くなる長い道を歩んでいました。この経験でいちばん驚き,感動することは,ジョンがわずか10歳の少年であるということでしょう」。

エホバの証人のひとりの女性も,関心をもつ人が早く霊的に強くなるのを助けました。「わたしは聖書を学びたいと一心に願う婦人と聖書の研究を始めました。研究が始まると,その婦人は小さなノートに要点やそれを支持する聖句をたくさんしるしました。2回目の研究の後,婦人は学んでいる事柄全部を友人に話したところ,その友人は心を動かされ,それをみな教えてくれるように頼みました。すると婦人は,自分はまだ学びはじめたばかりで資格がないため,だれか他の人が教えてくれるように取りはからいましょうと述べました。しかし友人はそれを断わり,『あなたにおそわりたいのです。あなたが教える資格を持つにはどのくらいかかりますか』と尋ねるのでした。学びはじめたばかりの婦人は,自分にはわからないが,司会者つまりわたしに聞いてみると答えました。

「次の研究のとき,この婦人は友人の霊的必要にどう答えたらよいかと戸惑っていました。そこでわたしは彼女になぜ教えることができないのかを尋ね,エホバは聖霊によって教える資格を人に備えられることを説明しました。そのうえ,エホバの祝福をもたらすのは,どれだけ知識を持っているかではなく,学んだことをどれだけ愛し,どれだけそれを活用するかであると話しました。そして,学んだ事柄を活用するほど,実際には自分も勉強することになると説明しました。

「わたしは,いま研究中の小冊子を使い,自分が学んだ事柄を翌週友人に教えるように彼女に勧めました。婦人はその方法に同意しました。ほどなくして,彼女は友人以外との研究も司会しはじめました。ふたりの研究生はともに御国会館の集会に出席し,ひとりは地域大会にさえ出席しました。この熱心な婦人は,エホバの祝福は自分の期待をはるかに上まわるものであったと述べ,エホバの御心を行なうために献身しました。わずか5か月後に彼女は水のバプテスマを受けて献身を公に表わしました。今では神への奉仕に全時間携わることを望んでいます。

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