いつから読書を始めるか
● 大抵の親は,子供が義務教育を受けるようになるまで,読み方を教えようとはしない。しかし,ミネソタ大学の一教授は,最迎,国際読書協会総会の席上で,「家庭で本を読んでもらっている子供は,学校で読み方を学ぶ際にほとんど問題を持つことがない」と語った。同教授は,「家で本を読んでもらっている子供は,語順,理知,そして流暢さなどを習得する」が,本を読んでもらっていない子は「活字になった言葉を非常に複雑なもの」とみなす,と述べている。同教授によると,生後六か月の子供でも本を読んでやるのに早すぎることはない。そして,二,三歳になれば,大人が声を出して本を読んでやる際に,活字を追うことによって自らも参加するよう励まされるべきである。