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目ざめよ! 1979
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“自分第一”が家庭を破壊した実例

「あなたはいわゆる“自己<ミー>の”社会<ソサイティー>が結婚の破たんを多く招いていると思われますか」。これはその問題に関して何冊もの本を著わしたロバート・テイラー博士が受けた質問です。博士は答えました。「その通りです。わたしは“自己<ミー>の”哲学が今日の高い離婚率の一因になっていると考えています」。

US・ニューズ・アンド・ワールド・リポート誌のある社説が述べているように,今日の自己達成の流行に誘われて,「ある区域の住民すべては,自己開発講座,異国風の体操,くじゃくの羽や毛皮の手袋でなでられること,混浴,結婚関係外の快感,そして真の幸福をもたらすと考えられる他の事柄に気を奪われて,仕事や政治,公共奉仕,家族の責任を軽んじたり放棄したりするようになっている」。

「現代の親は自分の子供から遠く離れている」。なぜでしょうか。ニューズウィーク誌のある報告は次のように説明しています。「親は譲り渡すものはほとんどないと感じている。そして,いずれにせよ,自己達成の自分の権利を優先させるようになった」。

「自己を最大限に表現し,かつ喜ばすことを強調する時代にあって,多くの親たちは重荷とみなす,自分の子供たちのために何も犠牲にしたくはないと思っている。それゆえ,親は子供を全然望まないか,もしくは,子供が静かで目だたないことを望んでいる……人々は20年前に比べると,より自己中心的である」。―ホームメーカーズ・マガジン,1976年6月,7月,8月号。

昨年12月のCBSテレビ特別番組は分裂した一家族と,子供たちに及ぼしたその影響を特集しました。その母親が参加していた女性解放連動は離婚を早める結果になりました。子供たちは,母親が仕事で長時間家を留守にし,父親が別居していることを悲しんでいました。

精神医学に関して,US・ニューズ・アンド・ワールド・リポート誌は次のように報じました。「社会全体がある種の精神医学療法から害を受けてきたようである。正しいか間違っているかは別として,次のような考え方が広まっている。つまり現代アメリカの苦悩が増大したのは,たとえ家庭の崩壊を招いても,『自分の思い通りの事を行なう』よう個人に勧める精神医学の助言による,という考え方である」。

“私を,私を,私を”という見出しの下に,ニューズウィーク誌は歴史教授クリストファー・ラスクによる「ナルシシズムの文化」と題する本を論評しました。「自己達成の自分の権利を優先させる」という親たちの最近の傾向は,自分の子供を感情的にかたわにし,道徳律なしに放置している。新しい認識運動は人々に「自滅的な解答を与え,愛や友情にあまり多くを投資しないように助言している」と彼は述べています。

最初,婦人雑誌は家庭や食べ物や子供に重点を置いていました。それから,働く女性のための雑誌が登場しました。後にそれは男女同権運動のための雑誌となりました。最近仲間入りしたのは“セルフ(自身)”と呼ばれる雑誌です。この雑誌について述べたウォール・ストリート・ジャーナル紙の社説は,その雑誌の発行者の考えたことを次のように結論づけました。読者は「子供たちや性や政治にではなく,全く何にもわずらわされない彼女たち自身の自我に専念することを望んでいる。この10年間の終わりにしては余り励みになる知らせとは言えない」。

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