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目ざめよ! 1983
目83 3/22 19ページ

おもしろい関係

チョウの中には赤アリとおもしろい関係を持っているものがいます。その関係はどのようにしてできたのでしょう。

初夏になると,ヨーロッパの大きなブルーのチョウ(マキュリニア・アリオン)の雌は野生のタイムの花に卵を産み付けます。卵からかえった幼虫は二度脱皮する間,主にこの花を食べます。その後地面の上に落ちて,別のものを捜し始めます。

赤アリがそれを見付けると,この二つの生物は互いに相手を知っていたかのような行動をします。アリは触覚と足でそのチョウの幼虫をたたき始めます。すると,その幼虫の十番目の体節にある一つの穴から甘い汁が一滴分泌されます。アリはそれをむさぼり食い,やがてほかのアリもやって来てごちそうにあずかります。

幼虫の胸に当たる部分の体節が膨らむと,最初のアリはそれがこの新しい知人をアリの巣に運ぶための合図とみなします。そのアリは幼虫の大きくなった体節のすぐ後ろのところをくわえます。そしてかなりの期間,若いアリの幼虫のいる部屋が,このチョウの幼虫の住みかになります。そしてアリの幼虫がチョウの幼虫の新しい食べ物になります。それに対してアリは自分たちの望む甘い汁を得ます。

チョウの幼虫は翌年の春にさなぎの段階に入り,3週間後に,柔らかくて,くしゃくしゃになった羽を持つ成虫のチョウがアリの巣の通路を通ってはい出して行きます。それを妨げるアリはいません。外に出て太陽の光を浴び,チョウの羽はしっかりとして空を飛べるようになる段階が完了します。

アリとこの特殊な種類のチョウとの間の驚くべき関係は,進化論を信じる人々に難しい質問を提起します。どうしてアリはこのチョウの幼虫の十番目の体節の穴のことを知るようになったのでしょうか。また何がその穴から甘い汁を分泌させるのでしょうか。チョウの幼虫は,アリに運んで行ってもらうためにどんな準備をしなければならないかをどのようにして学べたのでしょうか。アリはどうして成長したチョウが自分たちの巣から自由にはい出ることを許すのでしょうか。これらの質問に対する答えは,次の言葉を真理として受け入れる時に得られます。「そうして神は……翼のあるあらゆる飛ぶ生き物を……地面のあらゆる動く生き物をその種類にしたがって造ってゆかれた」。(創世記 1:20-25)確かに,盲目的な偶然でそうなったのではなく,意図された造りが関係しているのです。

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