氷河 ―「畏敬の念を起こさせる氷」
溶けきらない膨大な量の積雪,つまり雪粒の密着したものが山腹に堆積すると,氷河ができます。この種のものは谷氷河と呼ばれます。氷塊の堆積は非常に重くなると,自重で滑り出し,谷や海に向かいます。氷山というのは,氷河の末端が欠けて海に落ち込んだ,巨大な氷河氷の塊のことです。
谷氷河の中には,大河と同じほど大きなものもあります。まさに“氷の河”です。また,南極大陸やグリーンランドに見られるような,広大な地域を覆う,大陸氷河と呼ばれる氷河もあります。
これらの氷河はすべて,「畏敬の念を起こさせる氷のきらめき」を放つ,凍結した水の貯蔵庫で,エホバによるもう一つの創造物です。―エゼキエル 1:22。ヨブ 37:10。
[31ページの図版のクレジット]
Alaska Division of Tourism
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