ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目89 8/22 20ページ
  • 夜勤に対処する

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 夜勤に対処する
  • 目ざめよ! 1989
  • 関連する記事
  • 体が睡眠を必要とする理由
    目ざめよ! 1995
  • もっと寝たほうがいい?
    若い人は尋ねる
  • 睡眠 ― ぜいたく? それとも不可欠?
    目ざめよ! 2003
  • 必要な睡眠を取る
    目ざめよ! 2004
もっと見る
目ざめよ! 1989
目89 8/22 20ページ

夜勤に対処する

夜勤労働者は,昼間に働く同僚よりも,胃の不調,潰瘍,アルコール中毒,そして離婚などを多く経験していることが知られてきました。しかし,オースティン看護学校に勤務する,テキサス大学の正看護士で,副指導員でもあるフレッド・ユングが行なった研究調査は,睡眠のパターンを変えることによって,こうした問題の幾つかを軽減できる場合のあることを示しています。

ユング氏は,組み立て工場の夜勤労働者から成る一グループを対象に睡眠の研究を行ないました。実験の対象となったグループには男性も女性もいて,その作業能力は様々でしたが,ユング氏は夜間勤務そのものがある種のストレスの原因になると結論しました。

研究対象になった人々は,時差ぼけに似た症状に見舞われましたが,その症状は,非番の日に睡眠の習慣を元に戻し,夜に寝ようとすると悪化するようでした。それでユングは,体の生物学的なリズムが新たな睡眠の型に順応するのに数日かかるので,仕事日の間に固定化した睡眠の型を週中ずっと継続するのが最善であると結論しました。

ユング氏の調査には,非番の日でも,仕事日にいつも寝る時間帯を使って最低4時間ほど眠るなら,生物学的なリズムを保てるかもしれないことが示唆されています。ユングはこれを固定睡眠<アンカー・スリープ>と呼んでいます。食餌,社交の型,そして光にあたることも,夜勤労働者の順応性に影響を与えることが分かりました。

調査から得た情報を使って,ユング氏は夜勤労働者のための幾つかの指針を考え出しました。

✔ 毎日,同じ時間帯に眠るようにする。午前の遅い時間か,午後の早い時間が望ましい。

✔ 睡眠を取る時間の前後に行なう活動の計画を立てる。

✔ 必ずしも望ましい時間帯に寝つけないとしても心配しない。普段の日に少ししか眠れなくても,全く眠れないよりは良い。

✔ (耳栓を使ったり,留守番電話の装置を付けるなどして)気を散らす騒音を除き,暗くした部屋で寝る。

✔ 一日の初めに,高タンパクの食事をたっぷりと取る。タンパク質により,エネルギー源となるブドウ糖が継続的に放出される。また,副腎が刺激されるので目ざめた状態が続く。そして,一日の半ばにはタンパク質を含んだ適量の食事を取り,炭水化物を含んだスナックは避ける。こうしたスナックを食べると一時的に元気の出ることがあるが,一,二時間後にはかえって疲れてしまう。炭水化物は一日の最後の食事で取るようにする。この成分により,安眠しやすくなる。しかし,寝る直前に食べてはいけない。食べ物の消化に2時間は必要。

✔ 寝つく手段としてアルコール飲料を用いてはならない。アルコールは心理的な健康や,幸福のために必要な種類の睡眠を奪ってしまう。

✔ 目ざめた時には照明をつける。もし外が明るければ,陽光の下に出て運動したり,動き回ったり,人々に話しかけたりする。こうした活動や光は脳を刺激し,体を夜勤のスケジュールに再び同調させるのに役立つ。

✔ 自分自身に気遣いを示す。不健康な生活のためにストレスを増し加えるようなことをしない。定期的な運動,適切な食餌,十分に安眠することが日常生活の一部になると,仕事をよく行なえるだけでなく,気分も,さらに外見さえも良くなる。

ここに挙げたのは,一人の研究者の意見です。この問題の別の解決策を提案する方もいるかもしれません。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする