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「世界人口のほぼ5分の1は，15歳から24歳までの若い人々である」。「国連クロニクル」誌はそう報告しています。1990年代に入って，世界の青少年の人口は10億人に達したと見られています。今日の若者は顕著な存在 ― 無視できない強力な勢力 ― になっています。

「今日の心理学」誌は，十か国に住む6,000人の青年を対象にした調査の結果を発表しました。国によって経済事情や文化に大きな格差が見られるにもかかわらず，若者たちの態度や価値観は「非常に似通っている」ことが分かりました。そのような調査の結果，世界的に見た今日の若者の人間像が浮かび上がりました。あなたは，明らかになった事柄を知って驚かれるかもしれません。