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  • 第1部ロ ― 商業界を調べてみるべきなのはなぜですか
  • 目ざめよ! 1992
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目ざめよ! 1992
目92 1/8 5–6ページ

世界の商業の発展と崩壊

第1部ロ ― 商業界を調べてみるべきなのはなぜですか

政治抗争や宗教論争,さらには経済的な不安のない世界を想像するのは難しいことです。わたしたちが政治や宗教や商業から何の影響も受けずに過ごす日は一日もありません。この3本柱を人間社会から除くとすれば,大混乱が生じるかもしれません。

人々が集団で生活する場合,必要な品物やサービスを供給するためには,何らかの経済システム ― 財政 ― が不可欠です。(下の囲み記事をご覧ください。)ですからどの家庭も,健全な経済状態を保とうと努力しています。同様に,どの政府の経済にも,次に挙げる四つの基本的な要素が関係しています。つまり,(1)どんな品物を生産し,どんなサービスを実施するかを決めること,(2)その品物の生産方法とサービスの実施方法を定めること,(3)生産したものの分配方法を決定すること,(4)経済が適度なスピードで成長し,すべての人が働き口を得られるように物事を規制することです。

人間の作り上げた経済体制によって,生活がいっそう快適になったことに疑問の余地はありません。自分では作れない品物が手に入り,自分では行なえないサービスが受けられるようになりました。経済体制のおかげで,生活水準が大幅に向上するということも少なくありません。通信技術が改良されているために,何秒か待てば世界のどこにいる人とでも通話できますし,数分でファックスを送ることもできます。出かけてゆけば何時間かのうちに,その人とじかに話をすることもできます。

しかし商業界がそれよりもずっと広範にわたる影響を人類に及ぼしている事実を見過ごすわけにはゆきません。宗教や政治と並んで,商業はわたしたちの命運そのものに影響を及ぼし得るからです。a それで今,人間社会の主要な要素の3番目,つまり商業界に注目するのは当を得たことと言えます。商業界はどのようにしてこれほど強力になったのでしょうか。将来はどうなるのでしょうか。そのことは,わたしたち個人にどんな意味を持っているでしょうか。

[脚注]

a 「目ざめよ!」誌は,宗教体制と政治体制についてこの点が確かに当てはまることをはっきり示した二つのシリーズを連載しました。「過去の歩みに照らして見た宗教の将来」という記事は,1989年1月8日号から12月22日号まで,「はかりに掛けられる 人間による支配」という記事は,1990年8月8日号から12月22日号まで掲載されました。

[5ページの囲み記事]

商業界を定義する

「商業」,「交易」,「工業」,「商事」,「経済学」といった言葉を定義するのは難しいと思うかもしれません。「コリンズ・コービルド英語辞典」は,「商業」を「物の売買に関係した活動や行為」と簡単に定義しています。これには必然的に「交易」が関係しています。「交易」とは,「人,会社,国などの間で品物やサービスの売買あるいは交換を行なう活動」です。もちろん,品物の交易をするには,その前にその品物を製造もしくは加工しなければなりません。これが「工業」と呼ばれる過程です。また,商業や交易に関連した仕事を「商事」と言います。

「経済学」について言えば,これは,「社会における富の生産,品物やサービスの消費,金銭や産業や交易の機構に関する研究」です。経済学に相当する英語が,所帯や財産の管理を意味するギリシャ語から派生したという事実を知るなら,この言葉の意味をいっそう深く理解することができます。

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