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目ざめよ! 2002
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ワシの目

スペインの「目ざめよ!」執筆員

スペインでは,視力の鋭い人を,ワシの目を持つ人(ビスタ・デ・アギラ)と評します。ドイツ語にも同様の言い回し(アードラー・アオゲ)があります。幾世紀にもわたって,ワシの鋭い視力がことわざとなってきたことには,それなりの理由があります。今から3,000年余り前に書かれたヨブ記にも,ワシについて,「はるか遠くまでその目は眺めている」とあります。―ヨブ 39:27,29。

ワシは,実際どれほど遠くまで見えるのでしょうか。「理想的な状況で,イヌワシ(Aquila chrysaetos)は[2㌔]以上離れた所からウサギのかすかな動きを察知できる」と,「動物の記録に関するギネスブック」(英語)は述べています。ワシはさらに遠くまで見ることができると考える人もいます。

ワシの鋭い視力は何によって得られるのでしょうか。まず,イヌワシには二つの非常に大きな目があり,それが頭部の大きな部分を占めています。「英国の鳥類」(英語)によれば,イヌワシの目は「実際のところ,重さが飛翔の妨げとならない範囲で最大限になって」います。

さらに,ワシの目には,人の目のほぼ5倍の数の視細胞があります。視細胞の錐状体は1平方㍉当たり約100万個あり,人の場合は20万個あります。実質的に,それぞれの受容器は一つのニューロンにつながっています。そのため,ワシの視神経,すなわち目から脳に情報を伝える神経は,人間の2倍の本数の神経繊維から成っています。どうりでワシには鋭い色覚も備わっているわけです。最後に,猛禽類は他の鳥類と同じように,目の水晶体<レンズ>の調節能力が高く,数センチ先の物体に合わせた焦点を,遠方の物体へとすぐに移せます。この点でも人間の目をはるかにしのいでいます。

ワシは白昼では優れた視力を発揮しますが,夜になるとフクロウのほうが優位に立ちます。夜の猛禽であるフクロウの目は,光を感知する桿状体に富み,水晶体の表面積が大きくなっています。そのため,夜間に人の100倍もよく見ることができます。しかしながら,まれに真っ暗闇になると,フクロウは獲物の位置を突き止めるのに,専ら鋭い聴覚に頼らなければなりません。

こうした特性を鳥に付与したのはだれでしょうか。神はヨブに,「鷲が高く飛び上がるのは,あなたの命令によるのか」とお尋ねになりました。言うまでもなく,創造のこの驚異を自分の功績にできる人はいません。ヨブ自身,「私はあなた[エホバ]がすべてのことをなし得ることを知りました」と謙遜に認めています。(ヨブ 39:27; 42:1,2)ワシの目も,創造者の知恵を証しする一つの例です。

[24ページの図版]

イヌワシ

[24ページの図版]

シロフクロウ

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