第17課
友情を保つには,あなたが友でなければなりません
友情は愛という土台の上に築かれるものです。エホバについて学べば学ぶほど,あなたはエホバを一層愛するようになります。神への愛が成長するにつれて,神に仕えたいという願いも強くなります。その願いは,イエス・キリストの弟子になるよう,あなたを動かすことでしょう。(マタイ 28:19)エホバの証人から成る幸福な家族に加わることにより,あなたは神との交友をいつまでも楽しむことができます。そのためには,何を行なう必要があるでしょうか。
神の律法に従うことによって神への愛を示さなければなりません。「そのおきてを守り行なうこと,これがすなわち神への愛……です。それでも,そのおきては重荷ではありません」。―ヨハネ第一 5:3。
学んだ事柄を実行する。イエスは一つのたとえ話をして,その点を説明されました。賢い人は岩の上に家を建てました。愚かな人は砂の上に家を建てました。大あらしが来た時,岩の上に建てられた家は崩れ落ちませんでしたが,砂の上に建てられた家は倒壊してしまいました。イエスによれば,イエスの教えを聞いてそれを行なう人は岩の上に家を建てた賢い人のようです。一方,イエスの教えを聞いてもそれを行なわない人は,砂の上に家を建てた愚かな人のようです。あなたはどちらの人のようになりたいと思いますか。―マタイ 7:24-27。
献身する。つまり,祈りのうちにエホバのもとに行き,エホバのご意志をいつまでも行ないたいと願っていることを申し上げます。神のご意志を行なうなら,あなたはイエス・キリストの弟子であるということになります。―マタイ 11:29。
バプテスマを受ける。「バプテスマを受け,その名を呼び求めてあなたの罪を洗い去りなさい」。―使徒 22:16。
神への奉仕に十分携わる。「何をしていても,人にではなくエホバに対するように魂をこめてそれに携わりなさい」。―コロサイ 3:23。