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聖書に対する洞察,第1巻
洞-1 「アルテミス」

アルテミス

(Artemis)

[149ページの図版]

豊饒の女神であるエフェソスのアルテミス。グリフィンが頭部を囲み,首にかけた花輪の下には十二宮図が見えます

ギリシャの狩猟の処女神はアルテミスとして知られており,ローマ人はこの女神をディアナと同一視していました。このアルテミスは,弓と矢を携え,獲物の中でもとりわけ雄鹿を追う姿で描かれています。ギリシャ人はエフェソスのアルテミスを自分たちのアルテミスと同一視していましたが,小アジア各地の諸都市で崇拝されていたエフェソスのアルテミスは,古典神話に出て来るギリシャのアルテミスとはほとんど共通点がありません。(使徒 19:27)エフェソスのアルテミスは豊饒の女神で,多数の乳房,もしくは卵,あるいは犠牲としてささげられた雄牛の睾丸などとさまざまに解釈されてきたもので飾られた姿をしています。ミイラのような下半身は様々な象徴や動物の装飾が施されていました。

エフェソスで崇拝されていたアルテミスは,他の諸民族の主立った女神と密接な関係があるとみなされており,それらには共通の起源があると考えられています。「聖書辞典」(第1巻,605ページ)はこう述べています。「アルテミスは,フリギアのキュベレのほか,カパドキアのマ,フェニキアのアスタルテもしくはアシュタロテ,シリアのアタルガティスやミリタのような,アジア諸国の他の女神像と非常によく似たところがあるため,これらはみな一つの根源的な宗教概念の変形にすぎないようにも思われる。国によってある種の相違が見られるのは,地元の状況や国民性に応じて発展の仕方が異なるためである」― J・ヘースティングズ編,1904年。

古代人はエフェソスのアルテミスの神殿を世界の七不思議の一つに数えました。それは,杉,イトスギ,白い大理石,金などで造られた堂々たる建造物でした。

アルテミシオンの月(3-4月)に催された盛大な祭りの時には,幾十万もの人々が小アジア全域からエフェソスを訪れました。その祝祭の特色の一つは宗教的な行列で,アルテミスの像を担ぐ人々が非常に楽しそうに市内を練り歩きました。

アルテミスの銀製の宮を作ることは,デメテリオをはじめエフェソスの銀細工人たちにとって利益の多い事業でした。ですから,使徒パウロがエフェソスで宣べ伝えたことをきっかけに,かなりの数の人々がこの女神の汚れた崇拝を捨てた時,デメテリオは他の職人たちをあおり立て,パウロの伝道は彼らの経済的な安定を脅かすばかりか,偉大な女神アルテミスの崇拝がなくなってしまう危険もあると言いました。これは暴動に発展しましたが,最後には市の記録官によって解散させられました。―使徒 19:23-41。「エフェソス」を参照。

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