マーティニクで
ひとりの人は『安息日を守るべきですか?』と伝道者に尋ねました。否定の答が与えられ,聖書からモーセの律法が終つたことと,そしてクリスチャンは新しい組織制度の下にいると示されました,その人は,ひどくよろこんで,しばらくのあいだ歩き廻つてから『どうも,安息日には何か悪い点があるとかねがね考えていました』と言いました。その人は数年前に『神を真とすべし』の本を読み,安息日に関する真理を知つていたようでした。その正直な心を持つ人は,いまや霊的な糧をうける仕組みをすつかり変えてしまいました。家族のふたりの者といつしよに,ヱホバの食卓から『時にかなつた食物』を得ています。
(1955年度のヱホバの証者の年鑑より)