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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1955
塔55 12/15 464ページ

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1954年の6月,ケベックのトロイス-リビレスに働いている2名の宣教者から,ものみの塔協会に次のような報告が寄せられました。

『協会からの知らせをうけて,私たちは,― 夫妻の家を訪問しました。家の人は私たちを歓迎し,微笑をもつて迎え,早速,家のなかへ招じ入れ,「皆さん,丁度良いところへいらつしゃいました。」と云いました。それは,かけていた蓄音器の交響楽が丁度終つたところであつたからです。私たちは家の人が考え違いしているのかも知れないと思つたので,『私たちはヱホバの証者ですけど,ご存知なのですか?』と云うと,『おお,勿論知つていますよ。私たちは皆さんのいらつしやるのを心待ちに待つていましたから,あなた方のカバンを見た瞬間に,ヱホバの証者に違いないと思いました。』このように,私たちとまだ一度も会つたことのない彼は,返答しました。

彼はモルモン教の本をよみましたが,興味がないので返すつもりでしたと云いました。また再臨論者の「大いなる論争」をよみましたが,ある点で彼は共鳴しましたが,沢山の納得の行かない点がありました。次に,その人は,ものみの塔協会の本を読みはじめ,今日にいたるまで,それをよみ続けています。協会の本について,特に彼の感心したのは,至るところで聖書を引用し,その論理を証明しているという点でした。

その人は,まだヱホバの証者と会つて話したこともないと云うのに,あまりに良く証者のことをくわしく知つているので,その理由をたづねたところ,答は次の通りでした。約3年まえのこと,彼はモントリーアルのアパートに住んでいたことがあります。そのとき,ゴミ箱に「敵」という本が捨ててありました。彼は,「月々の本」というあるクラブの会員だつたので,その本を拾いあげ,自分の蔵書の一つに加えました。しかしその時はよみませんでした。やがて,彼の姉妹が「ものみの塔協会」の本をもう2冊拾つてきましたが,彼は前と同じように自分の本に加えました。しかしまだよみませんでした。しかし1954年の春,彼が初めに入手した本,「敵」をよみ始めたのです。よむにつれて,深い感銘をうけ,もう一度よみ返し,次に,あとから手に入れた2冊の本,『神を真とすべし』,『真理は汝らに自由を得さすべし』をよみました。次に,協会に色々の聖書とか,その他の聖書研究の助けの本を注文し,「ものみの塔」も予約しました。凡ゆる機会を捉えて,協会の本をよみ,また読んだことを人々にも語りつげたので,その人の勤めていたところの人々は,彼のことをヱホバの証者と呼んでいました。彼は,「私は,そんな名誉をうけるにふさわしいものでは全くありません」と答えました。また言葉をつづけて,「その頃から,私の商売について興味が全然なくなつてしまつたので,商売についての私の態度に変化が起り始めました。私は少しでも余暇があると,商売に力を入れる代りに,聖書を説明しているこれらの本をよみます。皆さんが今日いらつしゃつて,聖書研究の群に入れるようになつて嬉しくてたまりません」と語りました。

つぎに,家から家の活動について次のような質問をしました。「私が戸口から戸口に伝道に行きたくとも,云う言葉を知りません。この仕事を学ぶのに,何か良い訓練はないものでしようか?」 私たちは神権宣教学校と奉仕会のことをのべ,証者はこの備えにより宣教の訓練をうけていることを説明すると,彼は大変喜びました。また沢山の良い質問をし,それに答えた私たちの説明で満足したようでした。またタバコをのむことの可否について尋ね,彼は2ヶ月以前に喫煙を止めたが,別段,止めるべき理由もないので,またのみ始めたと云いました。それで私たちが,それを禁止している聖句とか,また医学的の根拠をのべると,「私も,それに似たような考えをずうつと抱いていました。それだけでなく,タバコをのめば多額のお金が無駄になつていると思います。そのお金で,たとえばこれらの本を買うとかという有益な目的に使えましよう」と語りました。私たちはその夫妻と聖書研究を開始し,また彼らも会衆の集会にくることを確約しました。

これまでのことは1954年の6月にかかれたものです。では,それ以後,どうなつたでしよう? それから後,その家族は真理を学びつづけ,また学んだことを他人にもつげています。特に親類に証言したため,その幾人かは,いまヱホバの証者と共に聖書を学んでいます。1年の終らぬうちに,夫妻ともに野外宣教に携り,今年の初めに開かれた巡回大会での,最初の機会に,彼ら共に洗礼をうけ,ヱホバに献身したことを公けに示しました。野外において,会衆の集会において彼らの著しい進歩と熱意を見守るのは,まことに嬉しいことであると,二人の宣教者はむすんでいます。

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