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  • 『日ごとに彼の救の良いたよりを宣べ伝えよ』

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  • 『日ごとに彼の救の良いたよりを宣べ伝えよ』
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1957
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1957
塔57 5/1 178ページ

『日ごとに彼の救の良いたよりを宣べ伝えよ』

ブラジル

丁度10年前のブラジルでは,良いたよりを伝道していた伝道者の数は,僅か二,三百人でした。しかし,今ではその数は9596人にも増加しています。それは,1956年4月の新最高数でした。それで,わずかな10年の中に,幾千人という人々が制度に入つて来ましたが,それらの人々を円熟に進ませる必要があるのです。その中の或る人々は,円熟していますが,しかし伝道者は真理に若い人々です。霊的に言うなら,それらの人々は幼少期にいるのです。大群衆は,極めて急速に制度内に入つて来ました。それで,協会はこの大群衆を教えて,導いて行かねばなりません。ずつと昔の賢人が,シンゲン 18:15で述べた言葉を想い起します,『哲者(さときもの)の心は知識を得,知恵ある者の耳は知識を求む。』真理を知ろうとしている人々は,ブラジル内に沢山いるように見えます。それらの人々は,真理を探し求めているのです。ブラジルは進歩的な国で,人々は進歩的です。ブラジルは,ヱホバの証者が御国を伝道するのに良いところです。しかし,伝道は極めて大切な事柄です。なぜなら,神の言葉は,こう述べているからです,『有能な僕は,王の恵みをこうむり,無能な者は王の怒りを受ける。』(シンゲン 14:35,欽定)それで,年月の経つにつれて,ヱホバの証者は,どの場所にいようとも,更に有能な奉仕者になり,ヱホバ神に讃美をもたらそう,と努力しています。支部の僕は,興味深い経験を送つてきましたが,その幾らかをここに記します。

記念式の時に,1万7000人以上が出席しましたが,それは前年よりも2300人多い数でした。活動の多くの面で,すばらしい増加が見られました。雑誌の配布は,昨年度中に2倍以上も増加しています。

成功裡に行われたマナウスの大会直後,巡回の僕はアマゾン流域の上域にいる孤立した伝道者を初めて訪問しました。政府の飛行機に乗つて,二つの場所を訪問することが可能でした。クルゼイロ・ド・スルにいる兄弟が開拓者になつて,その地方で正しい崇拝を拡大したいという願いを申し出ましたが,それを聞いた巡回の僕のよろこびを想像してごらんなさい。

5年のあいだ五旬節派に属していたひとりの人は,『子供たち』(英文)という本を入手しました。その地の牧師は,本を取り上げましたが,その人は別の本を入手しました。そして,ヱホバの証者のひとりと研究してから,遂に献身を致しました。それから,家族の者や,友人に話をしたので,先ず甥の一人が,次に別の甥が,それから自分の妹,その娘,また別の妹,そしてその3人の娘,そして自分の息子が献身をするに至りました。神の奉仕に活潑に励む,この10人の幸福を想像して下さい!

旅行をして行く巡回の僕でも,野外の働きで成果を収めます。巡回の僕はひとりの人に会いましたが,その人は聖書の話を良く聞き,読まれる聖句に非常な注意を払つて聞き入りました。それから,4ヵ月たつて後巡回の僕が再びこの会衆を訪問したとき,その善意者は御国会館で巡回の僕にあいさつを為し,『やあ,今日は,御機嫌いかがですか。おかげさまで,私はこの業に良く進歩しています』と言いました。それですから,良く準備した聖書の話を戸口ですることは,極めて効果的なものである,ということが分ります。

別の経験は,野外奉仕における協力の重要性を示します。10歳位の若い姉妹は,1冊の冊子を配布して,円熟した兄弟のひとりに一緒に再訪問に来て頂きたいと願い出ました。その家族はみなカトリック信徒でした,しかし有能な奉仕者の手を通して,神の目的の真の光が,聖書から照り輝かされたとき,程無くして,その家族の人々は新しい世の希望についてもつと知りたいという願が呼びさまされました。ヱホバに栄光を捧げましよう。その家族のかしらは今ではその地の会衆内の僕になつており,子供たちは皆定期的な伝道者です。その中の一人の娘は,今でこそ熱心な証者ですが,かつては家族中でいちばんこちこちのカトリックだつたのです。

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