祈りのあとで,射撃演習
1人の前牧師は祈りのあとで,射撃の練習をするようにと教会員にすすめました。50才のナンス博士は二つの世界大戦の勇士で,以前には5,6のクリスチヤン教会の牧師もつとめた人ですが,今日もし説教壇に立つなら,たとえ祈りの中でも余り高尚にならないようにと会衆に告げよう,と語りました。「私は彼らにこう言うつもりである。少くとも今日における宗教は,生活の現実を逃れることを助けるものでなく,現実に立ち向うように人々を助けるべきものである。死んだ聖徒よりは生きている罪人の方がましであろう。私の教会で祈りの礼拝をつとめた後,私は射撃の演習をするため,射撃場に行くことを人々にすすめよう。我々は弱肉強食を建前にして十分な備えをしなければならないと,私は信じてる。―我々は殺すためのあらゆる技術と科学とを学ぶべきである。」キリスト,エスとは何という相違でしよう!