雑誌に対する認識の深い島 ― トバコ
住民が3万人で,以前は迷信の根強かつた島は,雑誌に対する認識が深まつています! 1958年の奉仕年度中,この島にいる僅かな数の新しい世の戦士たちは1万6794冊の雑誌を配布しました。その中の1万2000冊以上は,6人の全時間奉仕者によつて配布され,その6人の中の2人の特別開拓者は,毎月の平均299冊を配布しました。この雑誌のわざが,区域の働きを良くしたことは新世社会の成長ということも明白です。昨年の平均よりも26パーセントの増加です! 協会の定めた毎月150冊という目標に満足を覚えなかつた1人の特別開拓者は,1年に3600冊という個人的な目標を立てました。それは,正規の目標の2倍にあたります。次の段階は,十分の数の雑誌を注文することにより,信仰と決意を表明することでした。それから次は,効果的に配布するための道と方法を見出すことです。4月の運動中,後日に寄付を払いますと約束した婦人に1部を配布しました。その次にも,同じ約束でもう1冊を配布しました。その次に訪問したとき,この婦人が家の中から呼ぶので開拓者はびつくりして,どうしたのかと入つて行きました。「3週間前,私はこれをあなたの為に貯えました」とその婦人は言い,布の隅の結び目を解きました。解くのに5分かかりましたが,御国のことを語るのに30分過ぎました。再訪問が取りきめられ,それは今でも行なわれている研究になりました。ついでですが,この開拓者は1年間に3618冊の雑誌を配布しました。―ヱホバの証者の「年鑑」より。