子供の証者
子供たちでも,次の例のようにこのわざによくあずかることができます。10歳と12歳のふたりの女の子は,開拓者が母親の勉強のためにくる時,一緒に聞いて興味をおぼえました。ふたりがいつもよく乗るバスに乗っていた時に,めくらの人が同じ停留所で下りるということに気がつき,下りるのを手伝ってあげました。まもなくふたりは,御国についてその人に話し,またどのようにして盲人の視力が回復される時がくるかを語りました。その人はふたりの母親の電話番号をおしえてもらいました。そのうちに,ふたりの少女は彼を定期的に訪問するようになりました。ある日,開拓者は,この姉妹のうちのひとりと共に彼を訪問し,開拓者は声を出して文書を読んで聞かせ,協会で出版している本の中の1冊を用いて聖書研究をはじめました。それからしばらくして彼を御国会館に伴っていき,すべての僕たちに紹介しました。今,彼は自分の家で研究しているほか,会衆の書籍研究にも出席しています。―1961年度のエホバの証者の年鑑より,スウエーデン。