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  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1962
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1962
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読者よりの質問

● マタイ伝 1章に記録されている系図は,イエスの養父であるヨセフを通してのイエスの先祖に適用しています。それに反して,ルカ伝 3章にある系図は,イエスの母親マリヤを通しての系図になっています。それは,どんな根拠にもとづいているのですか。―アメリカの一読者より

両方の系図はダビデの名前を述べてから後は,子孫の名前で一致していません。ルカの系図にはマタイの系図よりも15も多い名前が述べられています。両方の系図にはマリヤの夫ヨセフがはいっていますが,同じ系図でないことは明白です。マタイの系図は,ルカの系図と反対の側から始まっいます。ルカはイエスから始まり,アブラハムとアダムのところまでさかのぼります。マタイはアブラハムから始まり,イエスまできます。そして,その間の大ぜいの人の名前をはぶいています。それで,マタイは男性だけの系図に注意を向け,女を間接的に含めていません。系図に女がぜったいに必要であると,彼は思わなかったのです。むしろ名前の述べられていないくさりと考えました。このことは,次の事実からも示されます。すなわち,彼が女性を念頭に置くとき,その名前を端的に言います。たとえば,「ユダはタマルによるパレスとザラとの父」そして「サルモンはラハブによるボアズの父」そして「ボアズはルツによるオベデの父」。タマル,ラハブ,そしてルツはアブラハムの子孫ではありませんでした。それで,系統は彼らの夫を通して,アブラハムから中断せずに続けられたにちがいありません。

ルカはマタイとことなり,女性の名前を端的に述べていません。すると,女性も系統の中に含まれていると考えれます。その場合,彼らの夫は義理の息子に過ぎず,血統を直接的に引いていないことになります。ユダヤ人の系統は,いつでも婚姻関係の男系でした。そのような場合,義理の息子は,その義理の父の子と呼ばれます。言われなくても理解されることは,ルカの系図のいちばん最初のところで示されています。それは,こう述べています。「イエス......人々の考えによれば,ヨセフの子であった」。ヨセフはイエスの義理の父に過ぎません。神は彼の父で,マリヤは彼の地的な母親でした。マタイはヨセフについて,こう述べています。「ヤコブはマリヤの夫ヨセフの父であった」。(マタイ 1:16,新口)しかし,ルカ伝 3章23節(新口)は,ヨセフが「ヘリの子」であると述べています。すると,ヤコブの子,ヨセフは,ヘリの義理の子に過ぎません。なぜなら彼の妻マリヤはヘリの娘だからです。

イエスはマリヤの子であったため,ダビデの直系の子孫でした。イエスはまたヨセフの養子であったため,ダビデの合法の子孫でもあり相続者でもありました。イエスがダビデ王の合法の相続者になりダビデ王の子孫の中に養子として入れられることだけでは不十分でした。イエスが,ダビデの肉と血の直接的な子孫になることが必要でした。すると,イエスの母親マリヤの系統がダビデからつづいていることが必要でした。ルカはマリヤについてのこの点を証明しています。それで,イエスはダビデの直系の子孫であり,ダビデの座位にすわる権利を持つ者と示しています。マタイの系図は,イエスが合法的な権利を持つにすぎないことを示しています。

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