再訪問の価値
カメルーンでは,多くの変わった面白い経験をすることがあります。ひとりの開拓者はこう話しています。ある日曜日の朝戸別伝道をしていた時にひとりのカトリック教徒に会いました。開拓者の聖書の話を注意深く聞いたのちその男の人は,「これは永遠の生命を意味するという」本を取ってきてこの本を知っていますかと開拓者に聞きました。彼がその本を手に入れたのは1957年のことでした。それ以来彼は,だれかがやってきて,その本の説明をしてくれるのを待っていたのです。開拓者はそのことを聞いてびっくりしました。というのは,この区域は,数回も伝道したのですが,ノートを調べて見たところ,この家はいつも留守になっていたのであらためて訪問したところだったからです。聖書研究が取決められました。―1962年のエホバの証者の年鑑より