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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1967
塔67 2/1 67–68ページ

あなたは人を愛していますか

あなたは人々を愛していますか。天と地の創造者は人間を愛していられます。創造者は,偉大な存在であって,その天の王座は人間が住むこの地上からはるかに隔たっているにもかかわらず,人間に関心を持たれ,人間を愛していられるのです。神の御子,イエス・キリストは,神が人間の「世を愛して下さった」と言われました。―ヨハネ 3:16。

しかし,なぜ創造者であられる神が人間を愛されるのでしょうか。それには多くの理由があります。その一つとして,神は人間の中に人間固有の良さや価値を見出されました。神の親切に答え応じる可能性を地上の不完全な人間の中に認められたのです。また,神ご自身のすばらしい特質のいくらかが人間の中にあることを認められたとも言えます。これはこじつけのように思えますか。決してそうではありません。まず第一に,神はご自身のかたちにまたご自身にかたどって人間を創造されませんでしたか。そして不完全な人間の中にさえ,エホバ神に愛されるだけの,神に似た特質が残っていたのです。―創世 1:26,27。

さらに,神は,人間が何を必要としているかを知っておられ,人間が幸福に暮らすことを望んでいられるゆえに,人間を愛してくださるのです。また神は人間の苦しい立場を見て,愛の特質であるあわれみと思いやりを感じられます。天の父の気持ちを反映された神の御子イエス・キリストについて次のように述べられています。「群衆が飼う者のない羊のように弱り果てて,倒れているのをごらんになって,彼らを深くあわれまれた」― マタイ 9:36。ヨハネ 5:19。

神および神の御子が人間を愛される理由としてさらに指摘できることは,人間を愛する結果,「受けるよりは与える方が,さいわいである」という原則に基づいて神と御子ご自身も祝福を得られるという事です。事実,不完全な人間が,賢明な道を追い求めて,神を喜ばすことができることを聖書は次のように述べています。「わが子よ,知恵を得て,わたしの心を喜ばせよ,そうすればわたしをそしる者に答えることができる」― 使行 20:35。箴言 27:11。

エホバ神とイエス・キリストが人間を愛される理由を考えれば,私たちも同じ理由で他の人々を愛さねばならないことがわかります。つまり,他の人々はそれぞれ良い特質や善を行なえる可能性を持っており,私たちの愛を必要としています。そして愛し合うことによって互いの幸福を増すゆえに,私たちは他の人々を愛します。しかし不完全な人間である私たちには,他の人々を愛すべき別の理由があります。私たちは皆お互いに関係を持ってはいませんか。アダムおよびノアは私たちの共通の先祖なのです。また,どれほどの期間であろうと人間が全くひとりでいることはよくありません。神は人間をそのように創造されませんでした。―創世 2:18。

では,他の人々を愛していることをどのように表わしますか。第一に,人々と交わることによって表わせます。地上にいられた時,イエスは多くの人々といつも交わりました。群衆がイエスの許に来た時,たとえ疲れていても,彼は人々を遠ざけようとはなさいませんでした。(マルコ 6:30-34)それで,いつも自分のことばかりを考えるひとりよがりで内攻的な心持ちをいだかず,「ひとりぼっちのオオカミ」にならないようにしましょう。人々と一緒に交わることによって,人々への愛を表わしましょう。とは言っても,イエス・キリストも行なわれたように,時にはひとり静かに祈ったり深く考えたりするのは正しい事です。(マタイ 14:23。ルカ 4:42)しかし金銭の追求に類すること,あるいは知識の追求のためでさえ,その事柄だけに心を奪われて,平衡を失ってはなりません。神の定めに従って人間が家族の中で育てられ,またクリスチャンが互いに集まり合うように命じられているのはそのためです。―ヘブル 10:23-25。

人々への愛を表わす別の方法は,人種や国籍の違いのゆえに人間を差別しないことです。神は,ただ白人だけ,あるいは黒人だけを愛したのではなく,人間を愛されました。この理由からキリストの追随者には,あらゆる種類の人々つまり,「すべての国民を弟子」にしなさいと告げられているのです。―使行 10:34,35。マタイ 28:19。

人々を愛するとは,人種や国籍にかかわりなく人々に仕えるという意味です。昨年の2月,ニュージャージー州の最高裁判所は,理容師が黒人の客の調髪をその人種ゆえに拒絶してはならないという判決を下しました。問題の理容師は,黒人の頭髪が「異常なほど堅い」ので十分に調髪できないゆえ,調髪することを拒絶できると主張しました。明らかにこの床屋は,白人以外の人間を愛してはおらず,神が「ひとりの人から,あらゆる民族を造り出」されたという聖書の真理を無視しようとしたのです。―使行 17:26。

人々への愛を表わすおもな方法は,神とキリストが人間に対する愛を表わされた道にならって,人々のために何事かを行なうことです。「神はそのひとり子を世につかわし,彼によってわたしたちを生きるようにして下さった。それによって,わたしたちに対する神の愛が明らかにされたのである」― ヨハネ第一 4:9。

他の人々に対する愛を表わすささやかな機会は一日中いつでも見いだせます。たとえば,こちらから人に近よったり,またいつでも笑顔で接したり,隣りの人にこちらから話しかけたりして愛を表わせます。ひとりで寂しく感じている初めての人は,他の人々から話しかけられ,関心を示されるとしばしばほっとします。思いやりの気持ちがあればそのようにこちらから話しかけられるものです。相手の立場に立って考えるからできるのです。

クリスチャン奉仕者が,神と神の御国について知らせるために人々の家を訪問し続けるおもな理由の一つは,人々を愛しているという事です。望む人には毎週訪問し,1年,2年,あるいはニューヨーク州の北部に住む一家族に見られるように2年以上も訪問が続けられます。しかしその結果,その家族6人すべてが神のみことばの真理を受け入れたばかりでなく,今では家族全員が全時間の伝道者となって真理を伝道しています。

あなたは人を愛していますか。他の人を愛するとは,神とキリストに似ることです。人を愛することにより自他ともにさいわいを得ます。他の人々とともに交わり,人を差別せず,そして機会が許す限り人を助けることによって,人々に対する愛を表わしましょう。

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