出世すること あるいはベテル奉仕?
● 国家の独立にともない,ザンビアのアフリカ人にとって,昇進の機会は多くあります。しかしもっと出世を目ざし,勤勉に働く従業員の中にあって,奉仕者は,これがしばしば物質主義の誘惑となります。一人の男の奉仕者は,世界中に支社を持つ大会社に勤務していましたが,ベテル(ものみの塔ザンビア支部事務所)奉仕の申込書を受けとった直後ヨーロッパあるいはアメリカにあるもっと大きな事務所で働きながら,会計事務に関する特別の訓練を5年間うけるよう抜擢されました。一般的な見解からするとこれは生涯にまたとない絶好の機会でした。彼はどうしたでしょうか。ここで物質主義の誘惑に屈するか,神の御国を第一にするかの選択を迫られたことを悟った奉仕者は,真剣に神に祈って問題を考え,決定を下しました。彼は今ベテルで喜びの中に働いています。