グアム島における休暇開拓奉仕
● 昨年,グアム島では,これまでの最高数にあたる5名の休暇開拓者が奉仕しました。5人の子供を持つひとりの父親は,2か月間の休暇開拓奉仕を終えた時,次のように報告しました。「休暇開拓奉仕をして,特定の聖句たとえばヨハネ伝 13章34,35節,ヨハネ伝 17章16節,マタイ伝 24章9節などに対する認識を深めることができました。私は,これらの聖句を用いて,エホバの証人が今日この地上にいる真のクリスチャンであることを示しました。また休暇開拓奉仕により大いに強められ,勇気づけられました。今私は正規開拓奉仕者になれる日を待ち望んでいます」。4人の子供を持つひとりの母親は次のように述べました。「短期間の休暇開拓奉仕中でしたが,その間,エホバがご自分のしもべを助けてくださるという聖書の保証のことばから心の平安を得ました。(詩 55:22)夫は,その奉仕により家族の霊の思いが強められると言って,私の特権を尊重し,決心したことを実行するように励ましてくれました。3人の子供は学校に,そして夫は仕事にそれぞれ出かけられるよう用意するためには早く起きなければなりませんでした。学齢前の男の子を連れて,午前中できるだけ早いうちに家々を訪問することにしました。家事は早朝のうちに終わらせなければなりませんでしたが,子供たちは学校から帰ると手伝ってくれました。年長のひとりの子供は,私が午後遅く他の子供たちと家々を訪問している間,幼児のお守りをしました。自分のいだいている希望を隣人に分かつ喜びは忘れられません。そして今,その隣人の一人と定期的に家庭聖書研究をしています」。
― エホバの証人の1968年度年鑑より