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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1971
塔71 6/15 382–383ページ

読者からの質問

● 請求書の支払いに関して,クリスチャンはどんな見方をしますか。―アメリカの読者より。

この質問に関係する事態は数えきれないほどありますが,その基本となる答えはきわめて簡単です。ロマ書 13章8節の次の助言がこの問題に確かに当てはまります。「汝等たがひに愛を負ふのほか何をも人に負ふな」。借りたため,あるいは商品を購入したり労務を提供してもらったりしたため,他の人に支払う義務のある金銭を渡さないのは,確かに愛の欠けた行為です。霊感を受けた詩篇記者は次のように書いています。「あしき者はものかりて償はず,義きものは恵ありて施しあたふ」― 詩 37:21。

この問題に関係してくる別の点は,クリスチャンは正直であるということです。使徒ペテロはこの点を的確にこう表現しました。「我らは善き良心ありて凡てのこと正しく行はんと欲するを信ずるなり」。(ヘブル 13:18)人は何かを購入する際,受け取った品物に対する支払いに同意した,と言っていることになります。いくつかの理由で,現金で支払いをするほうが請求書をためるよりもたいていの場合賢明です。a しかし,クリスチャンが勘定書で請求される場合があるかもしれません。そうした立場に置かれた人は購入したものに対して支払いの義務を負い,それを履行しない場合にはほとんどの国で法律に訴えられます。しかしクリスチャンはそのような結果になるのを恐れる以上に,購入の際になされた暗黙の同意を果たしたいとの個人的な欲望に動機付けられます。彼はイエスの次の助言を受け入れ,それに従います。「あなたがたの『はい』ということばは,はいを,『いいえ』は,いいえを意味させるようにしなさい」― マタイ 5:37,新。

神の是認を受けることを少しも意に介さないこの世的な人々は,請求書の支払いとなるとそれを故意に無視する場合が珍しくありません。そうした人たちの多くは,店に押し入ってたなから商品を盗む,などという考えには嫌悪感をいだくかもしれません。しかしその同じ商品を正面入口から持ち出しておきながら,その支払いを故意に拒むことをなんとも思わないのです。それと盗みとには大きな違いがありますか。

時には,何かを修理してもらったり医師や病院にかかったりなどしたために,請求書を受け取ることがあります。物品や商品を受け取らなかったからといって,その人が債務を負っているという事実には少しも変わりありません。多くの国におけるこの点に関する法的見解の代表例として,「アメリカの法理学」(58巻,512ページ)と題する雑誌はこう述べています。「逆のことを示す事情がない場合,自分のため他人に労務を要求した者は,それによって当該労務に関して支払いの契約をしたとみなされる」。後になって問題が生じるのを避けるため,費用がどれだけかをできるだけ正確に算出しておくのが賢明です。相手が歯科医,弁護士,医師といった専門の職業の人であろうと,大工,ペンキ屋,電気技師といった職人であろうと,同じことが言えます。このようにあらかじめ将来を考慮する態度を勧めたイエスは,こう言われました。「汝らの中たれか櫓を築かんと思はば,先ず坐して其の費をかぞへ,己が所有,竣工までに足るか否かを計らざらんや」― ルカ 14:28。

エホバの証人は生活のあらゆる面で正直さをもってよく知られています。またそうあるべきです。神の是認を受けるには,金銭上の事柄においても他の生活面と同様正直でなければならない,ということを彼らは知っています。したがってエホバの証人は,顧客や政府をだましたり,会社法や法律上の手続きの陰に隠れて不正かつ非倫理的な取り引きを行なったり,または故意に請求書の支払いをしなかったりといった,過当な商業行為に携わるようなことはしません。b これはすべて,正直であるように,また,うそ・盗み・詐取・どん欲などを避けるようにとの聖書の助言と一貫した態度です。―コロサイ 3:9。エペソ 4:28。コリント前 6:8-10。

まれに,事故のような不測の事態が生じて,請求書の支払いが当面の間不可能になった場合には,クリスチャンは正直さと公正さとを導きとします。債権者のことを考慮して,彼に連絡を取り,生じたできごとを説明します。債権者はクリスチャンのそうした率直さをたいへん感謝し,事件を管財人にゆだねて徴収分のごくわずか一部を受け取る代わりに,小額の支払いかそれに類した弁済に同意してくれるでしょう。どんなことがあっても請求書の支払いをしようとする,だれの目にも正直なクリスチャンは,支払いのできないあるいは支払いを望まない請求書を無視してしまう人々と顕著な対照を示しています。

したがって,クリスチャンは,請求書の支払いという点に関しても,正直さをもって知られているエホバの証人のりっぱな評判を擁護できます。そうすれば会衆には少しも非難がもたらされず,真理の道は引き続き高く評されます。―ペテロ後 2:2。

[脚注]

a 1971年1月22日号「目ざめよ!」誌,7,8ページ,1964年6月8日号「目ざめよ!」誌,16-19ページをごらんください。

b 破産に関しては,1968年9月15日号「ものみの塔」誌,573-574ページをごらんください。

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