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  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1973
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1973
塔73 3/1 135–136ページ

弟子を作っているのはだれですか

多数の教派が自分たちはクリスチャンだと主張しています。彼らはみな,ほんとうにクリスチャンでしょうか。それはどうすればわかりますか。一つの方法は弟子を作るわざに関係があります。

クリスチャンはイエス・キリストの追随者です。キリストの追随者であることは,信者であるというだけでなく,見習う者でもあるという意味です。バプテスマの時から死ぬまで,イエスは神の王国の良いたよりを宣べ伝え,また教えるために多くの時間を費やしました。事実,イエスは「教師」と呼ばれました。(ヨハネ 13:13。マタイ 23:8,口語)さらに,み父の意志や目的を忠実に証するゆえに,『忠実なる真なる証人』とも呼ばれています。―黙示 3:14。ヨハネ 18:37。テモテ前 6:13。

イエスは弟子たちに自分と同じことをするように命じました。昇天する前に次のように言われました。『されば汝ら往きてもろもろの国人を弟子となし…わが汝らに命ぜしすべての事を守るべきを教えよ』。また,『[汝らは]エルサレム,ユダヤ全国,サマリヤ,および地のはてにまで我が証人とならん』とも言われました。―マタイ 28:19,20。使行 1:8。

実際,このように証言することなしには,クリスチャンには救いはありません。使徒パウロはこのことを明示して次のように言いました。『人は心に信じて義とせられ,口に言い表わして救わるるなり』。地上の人びとの前で,イエスを信じると告白した者だけを,わたしは天の父の前で告白すると言われたとき,イエスはこの点を確証しておられたのです。―ロマ 10:10。マタイ 10:32,33。

一般に,教会の指導者たちは,証言し,弟子を作る責務がクリスチャンにあることを認めています。バプテスト教会の有名な伝道師,ビリー・グラハムは,「われわれはすべて,キリストの証人でなければならない」ことを認めています。他の教会の牧師や司祭もしばしば同様な考えを述べてきました。しかし,教会の実情はどうでしょうか。

一般の教会員は神とそのみ子について証言しますか。また弟子を作り他の人びとを教えていますか。イエスはご自分の追随者に,これらのことを行なうよう命じたのです。あなた自身はいかがですか,あなたの牧師はそうするよう励ましましたか。あなたの牧師または教会は,この伝道し教える任務を十分果たせるように,あなたを教え準備させましたか。

他の人に証言をしようと思うなら,あなたは何を話しますか。どのようにして他の人びとをキリストの弟子にしますか。あなたは,隣人や職場で接する人びとに良いたよりについての証言を試みますか。実際に,クリスチャンであると主張している人でそのようにしている人はほとんどいません。だからこそ「アメリカ人の信じている事がらと崇拝の仕方」(1962年)と題する本は次のように述べているのです。「スタンレー・ジョーンズは,現代の教会は福音伝道の力というより,むしろ畑であると評したが,それは恐ろしいほど真理に近い」。なぜそうなのでしょうか。

多くの教会員は,自分たちに弟子を作るための備えがないことを率直に認めます。また他の教会員は教会が自分たちにそのようなことを望んでいると感じたことがありません。しかし,追随者たちのこの使命を説明するキリスト・イエスご自身のことばは,疑問の余地がないほど明白です。しかも今日,イエスが命じた,まさにそのことを,それも一団となって行なっている人びとがいるのです。

全世界に159万人以上のエホバの証人がいるといっても,それはそれほど大勢の人が集会に集まるという意味ではありません。そうではなくて,それほど大勢のエホバの証人が,1971-1972年の昨“奉仕”年度の間,毎月王国の良いたよりを伝道し,弟子を作るわざに携わったという意味です。エホバの証人は,実際に証言する人びとのみを証人とみなしているのです。

信仰のない悪い世の中で,神とキリスト,またその王国について証言することは確かに容易ではありません。神と聖書に関する事がらにはまったく耳を傾けない,嘲笑したりあざけったりする人がいます。そのほか,自分の教会以外のものならどんな宗教的な音信にも耳や思いを閉ざしてしまう人もいます。そういう人たちは親の宗教を深くも考えずに受け継いでおり,その宗教を信じる理由を考えてみるように勧められて動揺させられたくないのです。そのようなわけで,イエスと同じように証言をして,イエスのほんとうの追随者になるということは,信仰の試みです。

他の人びとがしりごみするこの困難な仕事を,エホバのクリスチャン証人はどうしてできるのでしょうか。それは,神のことば聖書を理解し,またこの奉仕のための備えができているからです。証人たちはエホバ神を知るようになり,心,魂,思い,力をつくして神を愛しています。また,自分自身を愛すのと同じように隣人を愛します。天の父に対する純粋の感謝の念から,また仲間の人間に対する利他的な関心から,エホバの証人は弟子を作るわざに携わります。―マルコ 12:29-31。

神とキリストについて正しく証言できるように,また知恵と不屈の精神と勇気を持ってそれを行なえるように,エホバのクリスチャン証人は週に3回集会に集まります。これらの集会で証人たちは,聖書の真理を理解し,聖書預言がどのように成就しているかを学び,聖書の原則を自分たちの生活に適用する仕方を教えられ,他の人びとにどう証言するかについての教えを受けます。

日曜日や他の都合の良い時間に証人たちは伝道にでかけます。新しく伝道を始めた奉仕者は経験のある証人の援助を受けます。親しみのある笑顔を浮かべて人びとに近づき,現在の社会情勢,よりよい政府を人類が必要としていること,またイエスが語り,追随者に祈り求めるように教えた神の王国が,どのようにこの必要を満たすかを家の人と話し合うように努めます。関心のある人には,聖書文書が渡され,家庭での聖書研究を始める目的で再訪問が行なわれます。老人も若者も,男も女も,子どもでさえもこの弟子を作る活動に携わります。

使徒パウロはコリントのクリスチャンに,『我がキリストにならう者なるごとく,我にならう者となれ』と言いました。パウロは,関心を持つ人びとを各自の家庭で教えると同時に,弟子を作り,伝道し,公に教えるわざをも活発に行ないました。パウロはとりわけ伝道者また教師でしたから,パウロの前述の訓戒に心をとめる人はすべて同様に伝道者また教師でなければならないということになります。あなたはそのようなイエスとパウロに見習う者になりたいですか。―コリント前 11:1。使行 20:20。

あなたの牧師がこのようなわざのためにあなたに備えをさせていないならば,またあなたの教会が神とキリストについてどのように証言するかを教えていないならば,エホバの証人の集会に出席なさるのはいかがですか。そこでは良い模範と助けが得られます。あなたのおいでをお待ちしています。

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