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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1975
塔75 3/15 171ページ

真の崇拝には断固とした決定が必要

イエス・キリストは地上におられた時,その弟子のひとりとなるには生活を本当に変化させる面で断固とした決定が要求されることを明らかにして,こう言われました。「確かにあなたがたは,自分の持ち物すべてに別れを告げないかぎり,だれもわたしの弟子になることができません」。(ルカ 14:33)これは,イエスの弟子になろうとする人はみな自分の所有物を捨てなければならないということではなく,各自自分の物質上の物すべてを第二にし,み子の忠実な弟子として神に仕える点で何物にも妨げられてはならないということを意味しています。―テモテ第一 6:17-19; ヘブライ 13:5と比べてください。

毎年,幾十万人もの人々が,それが自分たちの場合にも当てはまることを証明しています。そのような人たちは喜んで生活の仕方の面で大きな変化,他の人から見れば不利で愚かに思えるような変化をさえ遂げています。

ブラジルのある若い女性は,聖書に収められている指針に従って生活するために進んで遂げた変化について語り,エホバの証人とともに聖書を研究することにすぐ同意した理由を述べて,こう言いました。

「わたしはいつも聖書とは,わからないもの,不可思議なもの,と考えていました。しかし,当時は演劇を生涯の仕事として研究するため大学でたいへん忙しく勉強していました。聖書を研究する点で進歩するにつれ,演劇界のとびらもまた,ますます開かれてゆき,第七回全ブラジル・アマチュア演劇祭では女優部門で第二位の賞を受けました。

「忙しい日程に追われたため,わたしは聖書研究を一時の間中断しました。ところが,わたしのために聖書研究を司会してくれたエホバの証人は引き続き訪問しては,聖書研究を続け,集会に出席し,聖書と聖書研究の手引きを読むようわたしを励ましてくれました。

「わたしは少しずつ良心のとがめを感じ始め,こう自問するようになりました。『聖書の原則に反する役を演じるために舞台に出ながら,神の祝福を求められるだろうか。汚れた行為は神によって非とされているのではないだろうか』。

「わたしは現実の精神的な葛藤を経験しました。演劇を本当に愛していたからです。また,大学の内外から演劇界でのさまざまな仕事を勧められました。容易な決定ではありませんでしたが,ついにわたしはエホバに仕えるため演劇を離れることに決めました。

「今,わたしは非常に幸福です。わたしの良心は安らいでいます。霊的な兄弟姉妹たちの中にあって安心しています。それらの兄弟姉妹たちはすべて,神の王国の関心事を促進させるために自分の才能を用いているのです」。

この若い女性の場合,真の崇拝を行なうには,演劇上の生涯の仕事に別れを告げなければなりませんでした。しかし,イエス・キリストの忠節な弟子となる目標を追い求めることに,はるかに大きな幸福を見いだしました。

ブラジルの別の若い婦人は,神のみ子の弟子になるためには自分の行ないを変え,神への従順か経済的な利益かのどちらかを選ばねばならないことに気づきました。

エホバの証人の一人と一緒に聖書研究を行なっているうちに,結婚していない者同志の間の性交が誤った行為であることが論議されました。その婦人は,そのような行為がどこか間違っているとは全然考えられないと言いました。道徳に関する神の見方を示すさらに多くの聖句が示されたにもかかわらず,彼女は聖書の教えを受け入れようとはしませんでした。

その婦人との聖書研究を司会していた証人は,それ以上問題点を論議しても無意味なことに気付きました。それで,いつかは聖書の見方を正しく評価できるようになれると述べるだけにとどめ,その問題に関する他の種々の聖句を読むよう励ましました。

その若い婦人は確かにそれらの聖句を読み,翌週,神が淫行や姦淫を是認されないことを認め,次いで,結婚しているある男性と同棲してその人の子どもを身ごもっていることを告白しました。その男の人は彼女のために海辺にりっぱなアパートを用意して,経済上の必要なものすべて世話していました。そのような場合どうすべきかを婦人は知りたいと思いました。その証人は聖書の述べるところを説明し,あとは自分で決定しなければならないということをはっきりと述べました。

聖書の助言に心を動かされた婦人は,まさにその週のうちにその男との関係を絶ちました。ほどなくして,物質上のものを十分与えてくれた男を捨てるのは気違いざただと言って,友人から非難されるようになりました。親族の人々もその男の人からやはり財政的援助を受けていたので,その人との交際を続けるよう,その婦人に勧めました。

しかしその婦人は自分の決定を堅く守り,何か月かののち男の赤ちゃんを産み,その後,神のみ子の弟子として神に仕えることに決め,バプテスマを受けました。今では自分自身と子どもを自ら扶養しなければなりませんが,エホバのみ前で清い良心を持てること喜んでいます。

確かに,徹底的な変化を遂げなければならない場合や,世の人々の目には敗北者と映る場合があるかもしれませんが,イエス・キリストの忠実な弟子となることを決める人は,はるかに価値あるものを得ます。

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