年取った人も喜んで真理を受け入れる
デンマークから伝えられるところによれば,今日真理を受け入れるのはたいてい若い人たちであるとは言え,年取った人は受け入れないと考えるべきではないことがわかります。ある伝道者は誠実な年配の夫婦と3年間聖書研究を行なってきました。「とこしえの命に導く真理」の本を研究し終えた後,その夫婦はついに王国会館で行なわれている多くの集会に出席し始めました。ふたりは,多くの牧師が神のみ言葉を否定するのを見聞きして非常に動揺させられていましたが,自分たちの教会と今度の新たな交わりとの著しい相違を認め,教会の組織から脱退しました。ふたりは82歳と84歳の高齢で,妻は76歳の時以来失明しましたが,優れた記憶の持ち主で,聖書の相当の部分を記憶しています。その記憶力は,神のみ言葉を研究するのに大いに役立っています。この夫婦は真理を他の人々と分かち合えて何と幸福なのでしょう。しかも,それほどの高齢でありながら,ふたりはバプテスマを受けたのです!―「エホバの証人の1975年の年鑑」より