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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1976
塔76 1/15 44ページ

困難な状況の下でも良いたよりを分かち合う

鉄のカーテンの背後の国では,長年にわたって無神論の思想が一般大衆に吹き込まれてきたため,神あるいは聖書に関係のあるものを受け入れることは難しくなりました。人々はしばしば敵がい心を示したり,暴力をふるいかねない態度を取ったりさえします。偏見を巧みに処理して,人々に耳を傾けてもらうためには,伝道者たちは機転を利かせなければなりません。一例として,ある年配の証人の夫婦が,真理に対して幾らかの関心を示した一婦人の住所を受け取りました。その婦人の夫は,その家族の他の成員同様,たいへんな反対者でした。それで,兄弟たちは別の場所でその婦人と会って研究を行ないました。やがて,彼女は真理を受け入れてバプテスマを受けました。さて,この夫婦はその新しい姉妹の夫に近づく種々の方法について彼女と相談し,その兄弟が飼育用にうさぎを2,3匹買いたいという名目で,彼女の夫を訪問することに決め,兄弟はある日の昼食直前に訪ねることになりました。事は予定どおりに運び,夫はその兄弟を招じ入れて食事を共にし,それからふたりはうさぎの飼育について長い時間話し合い,聖書から2,3の考えが引き合いに出されてからその話し合いは終わりました。次いで,その夫はうさぎについての話し合いを続けるため,再び兄弟を招きましたが,その話し合いはほどなくして聖書の真理に関する討議に変わりました。三度目の訪問は,神の真理についてもっと多くを学ぶ必要があることを家の人に納得させるものとなりました。次の折には,兄弟は妻を伴って訪れ,今度は自分たちのところを訪ねるよう家の人を招待しました。こうして,定期的な聖書研究が始まり,ほどなくして神の新秩序における永久の命に対する関心は,うさぎの飼育に対するそれよりもずっと大きなものになりました。また,夫の態度が変化したため,その家族の他の人たちも聖書の音信に関心を持つよう助けられました。

この無神論の国に住む別の夫婦は,唯物論の考え方に従って徹底的に快楽を追求し,放とうの極みを尽くしていましたが,真の満足は少しも得られませんでした。そのため,妻は自殺を考えていましたし,夫もそれに近い精神状態にありました。そのころ,彼は,エホバの証人であった肉親の兄のことを思い出し,ふたりで旅行し,その兄を訪問することにしました。兄の家に滞在した結果,その夫婦の人生観は一変し,ふたりは真理を受け入れ,生活の真の目的,つまり神の義の王国のもとで永久の命を享ける希望をいだいて,神の定めた規準に従って神に仕えるという目的を見いだしました。―「エホバの証人の1975年の年鑑」より

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