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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1982
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処女生誕 ― 信じるべきですか

ここで次の疑問が起きてきます。イエスを産んだ時,マリアは処女だったのでしょうか。マリアには処女である必要があったのですか。どうしてイエスには人間の父親がいなかったのでしょうか。イエスがどのような人物であったか,また地上におけるその使命が何であったかを調べることは,こうした質問の答えを得るのに役立ちます。

使徒ヨハネは次のことを明らかにしています。イエスは,地上に生み出される前,神の初子として霊の領域に住んでおられ,「ことば」と呼ばれていました。やがて,『ことばは肉体となってわたしたちの間に宿った』のです。(ヨハネ 1:1-14)つまり,聖書の別の箇所の表現によれば,「神はご自分のみ子を遣わし,そのみ子は女から出(た)」のです。(ガラテア 4:4)イエスご自身,「[ご自分]が世に来られた時,『[神]は[動物の]犠牲や供え物を望まれず,わたしのために体を備えてくださった』」と語られました。―ヘブライ 10:5,エルサレム聖書。

イエスが人間となって,人類の「世に来られた」ことにはそれなりの理由がありました。中でも重要な理由の一つは,人類を罪と不完全さ,および死への隷属状態から贖い出すことでした。使徒パウロは次のように説明しています。「ひとりの人を通して罪が世に入り,罪を通して死が入り,こうして死が,すべての人が罪を犯したがゆえにすべての人に広がったの(です)」。(ローマ 5:12)全能の神がそうした状況にどのように対処されたかについて,パウロはこう述べています。「神はただひとりであり,また神と人間との間の仲介者もただひとり,人間キリスト・イエスであり,このかたは,すべての人のための対応する贖いとしてご自身を与えてくださったのです」― テモテ第一 2:5,6。コリント第一 15:21,22と比較してください。

確かに,わたしたちの父祖であるアダムの反逆の行ないを通して死が全人類にもたらされました。そして公正の求めるところを満たすには,わたしたちが永遠の命を得る見込みをいわば買い戻す贖いを備えるために,別の完全な人間,それ以上でも以下でもない,完全な人間の命が求められました。不完全な人間にはだれ一人としてそれを備えることができませんでした。(詩篇 49:6,7)天の領域からだれかが降りて来る必要がありました。適切にも,神の初子がこれを行なう方となられたのです。み子は完全な人間とならねばなりませんでしたが,かと言ってその生命が中断されたわけではありません。み子の生命力は絶たれることなく,処女マリアの卵子に移されるのです。マリアは,『至高者の保護の力に覆われる』ことにより,赤子イエスのための完全な体を産み出すことができました。―ルカ 1:35。

これはまた,その生命力が不完全な人間の男性を通して通常の仕方でもたらされ得なかった理由を説明するものでもあります。イエスが不完全であったなら,贖いとなることはできませんでした。また,受肉や神人であっても,贖いとはなれませんでした。

イエスが不完全な人間の父親の子ではなく,神のみ子であることをはっきりと示すため,エホバは一人の処女をお選びになってイエスの地上における母とならせたのです。既婚女性にこの大きな栄誉が与えられたなら,この点について常に疑義が生じたことでしょう。

このように,イエスが処女から誕生することは,完全な人類家族がパラダイスの地でいつまでも生きるというエホバ神の当初の目的を成し遂げる上で肝要な事柄であったことが分かります。(創世記 2:7-9,15-17)神はその愛ゆえに贖いを備えてくださいました。神の公正の求めるところも満たされています。神の知恵が勝利を収めたのです。

ですから,懐疑論者の嘲笑や信心深げに付された非聖書的で途方もない尾ひれのために,イエス・キリストの処女生誕に関する聖書の記述の真実性が損なわれることは少しもありません。それはキリスト教の信仰に不可欠な基本を成す事実なのです。またこれは,わたしたちが永遠の命を得る見込みとも密接に関係しています。―ヨハネ 17:3。

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