覚えていますか
「ものみの塔」誌の最新号を味わいながらお読みになりましたか。では,以下の質問に答えられるかどうかを確かめてみましょう。
□ クリスチャンの若者にとって教育の主な目的とは何ですか。
教育の主な目的は,若い人をエホバの効果的な奉仕者になるよう備えさせることであるべきです。そして,そのための最も重要な教育は,霊的な教育です。―8月15日号,21ページ。
□ 仲間のクリスチャンの犯した重大な悪行を長老に報告すべきどんな理由がありますか。
重大な悪行を報告する一つの理由は,そうすることが会衆の清さを保つのに寄与することにあります。さらに別の理由は,悪行を報告することが,神に対し,会衆に対し,また悪行を犯した人に対して示す,原則に基づいたクリスチャンの愛の行ないだからです。―8月15日号,28,30ページ。
□ 『エホバの日の臨在をしっかりと思いに留める』とはどういう意味ですか。(ペテロ第二 3:12)
これは,「エホバの日」を思いの中で先に延ばさないという意味です。エホバがこの事物の体制を滅ぼされる日は近い,ということを忘れるべきではありません。わたしたちにとってその日は,自分のすぐ前にあるようにはっきり見えるほどの現実でなければなりません。(ゼパニヤ 1:7,14)―9月1日号,19ページ。
□ この邪悪な体制の終わりの日が,多くの人の予期した以上に長引いているのはなぜでしょうか。
エホバは,全人類の最善の益となる事柄を考慮に入れられます。神は人々の命を気遣われます。(エゼキエル 33:11)終わりは,すべてのことをご存じの愛ある創造者の目的が遂げられる最適の時に来る,と確信できます。―9月1日号,22ページ。
□ 全時間奉仕を行なう人は,どうすれば問題に直面しても喜びを保てますか。
それらの人は,自分の享受している数多くの祝福についてじっくり考え,自分よりももっと苦しい目に遭っている人が大勢いることを思い起こすべきです。(ペテロ第一 5:6-9)―9月15日号,24ページ。
□ ウィリアム・ティンダルはどのような目標を持って聖書を翻訳しましたか。
ティンダルの目標は,聖書をして,できるだけ正確かつ簡潔な言葉遣いで一般の人々に語りかけさせることでした。―9月15日号,27ページ。
□ わたしたちは神の言葉を忠節に擁護する者であることをどのように示せますか。
神の言葉を他の人々に熱心に宣べ伝えることにより,み言葉に対する忠節心を示します。また教える者として,聖書を注意深く用い,聖書の述べる事柄を,決して自分の考えに合うようねじ曲げたり拡大解釈しないようにすべきです。(テモテ第二 2:15)―10月1日号,20ページ。
□ 世の有毒な霊は,どのようにわたしたちの忠誠を弱める可能性がありますか。
世の霊は,わたしたちが自分の持っているものに満足できなくなるようしむけたり,自分の必要や関心事を神のことよりも優先させることを強く願うようにしむけることによってわたしたちの忠誠を弱めます。(マタイ 16:21-23と比較してください)―10月1日号,29ページ。
□ 魂をこめてエホバに仕えるとはどういう意味ですか。
「魂」は人の全体のことを指し,身体的な能力と知的な能力のすべてが含まれます。魂をこめてエホバに仕えるとは,神への奉仕のために,可能な範囲で最大限自分を与え,自分の能力すべてを用い,自分のエネルギーを費やすということです。(マルコ 12:29,30)―10月15日号,13ページ。
□ 神の原則に基づいて行動する人であるためのかぎとなるのは何ですか。
かぎとなるのは,エホバを本当に知ること,つまりエホバの好まれる事柄や嫌われる事柄,エホバの目的などをよく知ることです。神に関するそうした基本的真理は,それが自分の生活に適用されるとき,事実上,生きた原則となります。(エレミヤ 22:16。ヘブライ 4:12)―10月15日号,29ページ。
□ エホバの僕たちは,人間の支配に対してどのように平衡のとれた態度を示しますか。
彼らは,神の王国の大使もしくは公使として仕えているので,政治上の事柄に対して中立です。(コリント第二 5:20)とはいえ,権威を持つ人たちに対しては良心的に服します。―11月1日号,17ページ。
□ 預言者エリシャの取った行動からどのような教訓が学べますか。
エリヤとの特別な奉仕に招かれたエリシャは,その責務の中には召し使いのようなものがあったにもかかわらず,エリヤに仕えるため,すぐさま自分の畑を後にしました。(列王第二 3:11)今日でも,神の奉仕者たちの中には,遠い地域で良いたよりを宣べ伝えるために自分の暮らしのもとを後にすることにより,同じような自己犠牲の精神を示してきた人たちがいます。―11月1日号,31ページ。
□ ヤコブの手紙には,益となるどのような助言が含まれていますか。
この手紙は,試練に対処する方法を教え,人を偏り見ないようわたしたちを諭し,廉直な業にあずかるようわたしたちを促しています。ヤコブは,舌を制御し,この世の影響に抵抗し,平和を促進するよう熱心に勧めています。その言葉はまた,わたしたちが辛抱強い,祈りの人となるための助けになります。―11月15日号,24ページ。
□ エホバが「進んで許してくださる」のはなぜですか。(詩編 86:5)
エホバが進んで許してくださるのは,わたしたちが塵から成る被造物であり,不完全になった結果として,もろさを,つまり弱点を持っていることを忘れておられないからです。(詩編 103:12-14)―12月1日号,10,11ページ。
□ 他の人を快く許すべきなのはなぜですか。
憐れみを示す理由があるのに許そうとしないなら,わたしたち自身と神との関係に悪影響が及びかねないからです。(マタイ 6:14,15)―12月1日号,17ページ。