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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2005
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読者からの質問

投獄されていたペテロが戸口にいると聞いた弟子たちが,「それは彼のみ使いだろう」と言ったのはなぜですか。―使徒 12:15。

弟子たちは,ペテロの代理として遣わされたみ使いが門口に立っていると思い違いをしたものと考えられます。この記述の文脈を調べてみましょう。

ペテロはヘロデに捕縛されており,そのヘロデはすでにヤコブを処刑していました。そのため弟子たちが,ペテロも同様の仕打ちを受けるのではないかと案じたのも当然です。獄に入れられ,鎖につながれていたペテロは,四人一組四交替の兵士に監視されていました。そのようなある晩,み使いによって奇跡的に解放され,獄から連れ出されたのです。ペテロは何が起きているのかをついに悟って,「今,確かに分かる。エホバはみ使いを遣わして,わたしをヘロデの手から……救い出してくださったのだ」と言いました。―使徒 12:1-11。

ペテロはすぐに,ヨハネ・マルコの母マリアの家に行きました。そこには大勢の弟子たちが集まっていました。ペテロが門口の戸をたたくと,ロダという名の下女が応対に出ました。それがペテロの声だと分かったロダは,中に通すこともせずに駆け込んで皆に知らせます。弟子たちは初め,ペテロが門口に来ていることが信じられず,思い違いをして,「それは彼のみ使いだろう」と述べます。―使徒 12:12-15。

弟子たちは,ペテロがすでに処刑されてしまい,その体から解き放たれた霊が門口に来ていると思ったのでしょうか。そのはずはありません。イエスの追随者たちは,死者に関する聖書の真理に通じ,死んだ人には『何の意識もない』ことを知っていたからです。(伝道の書 9:5,10)では,「それは彼のみ使いだろう」と述べた弟子たちは,どういう意味でそう言ったのでしょうか。

イエスの弟子たちは,昔からみ使いが神の民に個人的な援助を与えてきたことを知っていました。例えばヤコブは,「すべての災いからいつもわたしを立ち直らせてくれたみ使い」に言及しています。(創世記 48:16)イエスも,自分たちの真ん中にいたひとりの幼子について,追随者たちにこう語りました。「あなた方はこれら小さな者の一人をも侮ることがないようにしなさい。あなた方に言いますが,天にいる彼らのみ使いたちは,天におられるわたしの父のみ顔を常に見守っているのです」。―マタイ 18:10。

興味深いことに,「ヤングの字義訳聖書」(英語)は「アンゲロス」(「み使い」)という語を「使者」と訳しています。一部のユダヤ人の間では,神の僕一人一人にその人のみ使い,つまりいわば“守護天使”がいると信じられていたようです。もちろん,こうした見解を直接教えている箇所は聖書にはありません。とはいえ,「それは彼のみ使いだろう」と述べた弟子たちが,ペテロの代理として遣わされたみ使いが門口に立っていた,と思い込んでいた可能性はあります。

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