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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2007
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悪 ― どうすることもできないのか

男の子が野原で好奇心から拾い上げたものによって失明し,手足を失ってしまいます。地雷だったのです。母親が生まれたばかりの赤ん坊を道端のごみ箱の中に置き去りにします。解雇された従業員が,以前の職場に行って,居合わせた人すべてに発砲したあげく,自殺します。地位も立場もある男性が,無力な子どもを性的に虐待します。

悲しいことに,そのような醜悪な事件の報道は,今の時代,少しも珍しいことではなくなってしまいました。そしてさらに悲しいことに,そうした報道もしばしば,民族浄化,集団虐殺,テロなどに関するニュースのために目立たなくなっています。1995年に発表されたある論説記事は,「今世紀は,その最悪な状態からすれば,サタンの世紀であった。人種や宗教や階級の違いを理由に,人間が他の無数の人間を殺そうとしてこれほどの性向と欲望をあらわにした時代はかつてなかった」と述べました。

また,人間は大気を汚染し,土地を汚し,資源を枯渇させ,無数の種を絶滅へと追いやっています。人類は,そのような悪すべてを克服して,この世界をもっと住みやすい安全な所にすることができるでしょうか。あるいは,そうした努力は,浜辺に満ちてくる潮をほうきで掃き戻そうとするようなものでしょうか。悪に関して多くの執筆を手掛けてきたある教授はこう述べました。「わたしは,世界を良くするために,どうにかしてこの世界に変化を生じさせなければならない,と考えてきた。しかし,世界が良くなっている様子は見られない」。あなたもそのように感じておられるかもしれません。

この世界は,日に日に荒れて危険になる海へ向かう船に例えられます。だれもその方向には行きたくないのに,進路を変えようといくら努力してもうまくいきません。船は,破滅をもたらす大あらしの中へまっしぐらに突き進んでおり,だれも止めることができないのです。

日ごとに悪化していく現在の状況は,ある程度は人間の不完全さによる,と言えます。(ローマ 3:23)しかし,悪が規模を増し,至る所に氾濫し,残忍極まりないのを見ると,人間の邪悪さだけが原因ではないように思えます。もしかして人類は,目に見えない何か強力で邪悪な勢力に操られているのでしょうか。そうだとしたら,それはどんな勢力でしょうか。どうすれば身を守ることができるでしょうか。それらの問いは,次の記事で取り上げます。

[3ページの図版のクレジット]

© Heldur Netocny/Panos Pictures

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