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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2008
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現代版“イスラエル人の少女”

ブラジルのプライア・グランデに住むサレス一家は,イエスの死の記念式の2週間前に,それぞれ招待する人たちのリストを作りました。6歳のアビガイルは招待状を1枚渡され,だれにあげたいか尋ねられました。

「いつもにっこり笑ってくれるおじさん」という答えでした。

「だれのこと?」と両親は聞きます。

「車いすのおじさんよ」とアビガイルは言いました。

4日後,アビガイルは両親に,それがどの人かを教えました。バルテルというその男性の家は,王国会館のすぐ近くでした。この人は15年余り前,28歳の時に交通事故に遭い,下半身が麻痺していました。裕福だったので,二人のボディーガードを雇っていました。アビガイルの両親は,バルテルと話す許可を得た後,娘が招待状を渡したいと思っていることを説明しました。

アビガイルは証言を行ない,終わりにこう言いました。「王国会館のほかの人は招待状をたくさん持っているけど,わたしは1枚しかありません。だからわたしが招待するのはおじさんだけです。おじさんが来なかったら,あとはだれも来ません。でもおじさんが来てくれたらすごくうれしいです。エホバはもっとうれしいと思います」。

記念式の当日,アビガイルは他のエホバの証人と一緒に,晩の記念式のプログラムに備えて王国会館の清掃をしていました。その午後に車で通りかかったバルテルは,アビガイルを見つけて運転手に止まるよう言い,窓を開け,何をしているのか尋ねました。するとアビガイルは,バルテルのためにみんなで王国会館をきれいにしていると答えました。

その晩,アビガイルはずっとそわそわしていました。記念式の話が始まり,バルテルが来たかどうかしきりに見回していると,突然バルテルとボディーガードたちが入ってきました。アビガイルは満面に笑みを浮かべました。話が終わった後バルテルは,実は別の都市へ行くために家を出たと打ち明けました。しかし思い直して,アビガイルのために記念式に来ることにしたのです。それからバルテルは,「こういう話を聞きたかったんですよ」と言い,聖書を1冊求めました。そして聖書研究を行なうようになり,集会にも出席し始めました。

そのうちに,バルテルの妹も,よく兄の話に出てくるアビガイルに会ってみたいと言うようになりました。そして実際に会った時,アビガイルが本当にいい子だったので,とても喜びました。「なぜ兄があんなにうれしそうなのか,よく分かりました」と述べています。

バルテルは引き続き聖書を研究し,集会に出席しています。討議にも参加し,学んだ事柄を他の人に話すことさえします。幼いアビガイルは確かに,まことの神エホバを知るようナアマンを助けたイスラエル人の少女を思い起こさせます。―列王第二 5:2-14。

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