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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2009
塔09 12/1 16ページ

ご存じでしたか

イエスがベツレヘムで生まれるきっかけとなった人口調査は,どのようなものでしたか。

ルカの福音書によれば,カエサル・アウグスツスがローマ帝国全土に人口調査を命ずる布告を出すと,『すべての人は登録をするため,それぞれ自分の都市に旅立ちました』。(ルカ 2:1-3)イエスの養父ヨセフの都市はベツレヘムだったので,ヨセフとマリアがその布告に従って旅をした結果,イエスがベツレヘムで生まれることになりました。そのような登録は,徴税や徴兵が漏れなく行なわれるようにするためのものでした。

西暦前30年にローマ人がエジプトを征服した時,エジプトではすでにそのような人口調査が長年行なわれていました。学者たちによると,ローマ人は,エジプトの人口調査制度を取り入れ,ローマ帝国内のほかの地域でも同様の制度を実施しました。

西暦104年にエジプトのローマ人総督の出した法令などは,そのような登録が行なわれたことを示すものです。現在,大英図書館に保存されているこの法令の写しには,こう記されています。「エジプトの長官ガイウス・ビビウス・マクシムス(は言う): 戸別の人口調査を行なう時期となっているゆえ,いかなる理由にせよ自らの属する地区の外に在住する者すべてを,各自の郷里に帰らせる必要がある。それはその者たちが,定期的に出される人口調査に関する命令を守るとともに,割り当てられた農地の耕作に励むためでもある」。

マリアと婚約していたにすぎないヨセフが,マリアに離婚証書を渡そうと思ったのは,なぜですか。

マタイの福音書によれば,ヨセフは,『自分と婚約中であった』マリアが自分と結ばれてはいないのに妊娠している,ということを知りました。マリアの妊娠が『聖霊による』ものであることを知らなかったので,マリアが不貞を働いたのだ,と思ったに違いありません。それで,離婚しようとしました。―マタイ 1:18-20。

ユダヤ人の間では,婚約した男女はすでに結婚したものとみなされました。とはいえ,しきたりどおりに婚礼を終えるまで,夫婦として一緒に生活することはありませんでした。婚約は非常に拘束力の強いものであったため,花婿の側の心変わりや何らかのやむを得ない理由で結婚が行なわれなかった場合でも,相手の女性には,離婚証書を手にするまで他の人と結婚する自由がありませんでした。もしも婚約相手の男性が婚礼前に死亡したなら,その女性はやもめとみなされました。一方,女性が婚約中に他の男性と淫行を犯したなら,当の女性は姦婦とみなされ,死刑を宣告されました。―申命記 22:23,24。

ヨセフは,マリアがさらし者になった場合のことをじっくり考えたのでしょう。ふさわしい権威を持つ人たちのもとに問題を持ち出す義務を感じつつも,マリアを守り,良くない評判が立つのを避けたいと思いました。それで,内々に離婚しようと決心しました。女性がひとり親になった場合でも,離婚証書を所持していれば,それは,かつて結婚していたことを示すものとなるからです。

[16ページの図版]

エジプトのローマ人総督による人口調査令,西暦104年。

[クレジット]

© The British Library Board, all rights reserved (P.904)

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