宣教における成功
1 成功することを願わない人はいません。ではどうすれば,宣教で成功できますか。人々を『弟子とする』わざにおけるわたしたちの責任を痛感し,間近に迫っている悪人に対する神のさばきを人々に警告し,エホバに対する愛と忠誠を常に表わし,エホバの御名とお目的とを人々に知らせることによって成功できます。2月中,8,387人がこのわざに成功したことを示しました。4月までには,さらに何百人もの人々がわたしたちとともにこの成功の道を歩むようになるでしょう。それぞれの会衆は20%増加の目標に達するように努力するからです。書籍研究の群れは少なくともひとりの伝道者を4月までに生み出すことを目ざしていますか。開拓者のみなさんもひとりの伝道者を生み出すという同じ目標をいだいていますか。開拓者でないかたには,4月に休暇開拓をするすばらしい機会が開かれています。みなさんはいかがですか。
2 さて,「ものみの塔」運動の最高潮の月を迎えました。すぐれた特別号が備えられていますから,「ものみの塔」の予約を得るのは決してむずかしいことではありません。数冊の異なった最近号の「ものみの塔」を家の人に見せてください。そうすれば,家の人は,毎号変化に富んだ興味深い記事が載せられていることを知るでしょう。「ものみの塔」の予約だけを勧める場合には,まず「ものみの塔」だけを一,二冊見せてください。しかし,かなりの関心を示す人には,多くの場合,両方の雑誌を示して,両方の予約を勧めることができます。予約が得られない場合,「ものみの塔」と「目ざめよ!」を見本として40円の寄付で配布するようにしましょう。
3 予約をした人や雑誌を求めた人をぜひ再び訪問しましょう。同じ人に再び会うには数回訪問することが,家庭聖書研究を願うほどに相手の関心を高めるには繰り返し訪問することが必要かもしれません。しかし,あなたが家の人に対する愛ある関心を表わし続けるとき,多くの人々は心を動かされ,自分の家で聖書研究を行なうことに快く応ずるでしょう。目的をもって関心をもつすべての人を再び訪問してください。その目的とは,6か月間の家庭聖書研究の取り決めを通して,人々が真理を学ぶのを助けることです。「真理」の本を用いる研究を勧めるちらしを使えば,聖書研究の取り決めがどんなものかを家の人に示すのにきわめて効果的でしょう。
4 これからは日が長くなりますから,晩の証言を試みることもできるでしょう。昨年,このことを試みたある兄弟はつぎのように述べています。「最近,午後と晩の時間を利用して野外奉仕を行なってみたところ,予想外の成果が得られました」。そして,日中の伝道において4年間だれにも会うことのできなかった3軒の家がありましたが,晩の証言で,「それらの家の人々に会え,そのうちのふたりは非常に感じのよい人で,文書を求め,再び訪問する約束もできました」と語っています。晩の証言の時,人々がとてもよく耳を傾け,いろいろ質問をしたので,二つの区域を奉仕するのに兄弟は3週間もかかったほどです。特に団地やアパートの多い区域において晩に証言をするなら,日中会えない人で,話を快く聞く人に会えるでしょう。
5 そうです,4月は予約運動が多大の成功を収める月となるでしょう。4月29日の祭日にはいっそうの努力を払って,この運動の最後を飾りましょう。協会はみなさんからの報告すべてを待ち望んでいます。それらの報告は,宣教における,みなさんのすばらしい成功と忠実な働きを物語るものだからです。
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忠実な宣教によって成功する
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4月 ― 会衆が20%増加をめざす月