支部の手紙
親愛なる伝道者のみなさん:
4月は祝福のあふれた月でした。1月と3月の報告より200人以上も多い952人の休暇開拓者の払ったすばらしい努力は賞賛に価します。特別また正規開拓者の数もこれまでの最高数で,4月には全伝道者の27%余にあたる合計2,416人が開拓者として報告しました。みなさんはご自分の“タラント”をエホバの奉仕で用い,報いとして大きな喜びを確かに得ました。―マタイ 25:21,23。
そのうえ,4月にはおよそ300人の新しい伝道者が報告しました。みなさんが特別の努力を払ったので,日本は連続33番目の伝道者最高数8,929人に達しました。これは昨年の平均の30%余の増加です。円熟を目ざして引き続き進歩なさることを祈ります。(「ともしび」186-192ページ)みなさんすべての努力は,奉仕時間の最高数35万9,834時間の記録を生みました。これは1958奉仕年度の1年間に日本の報告した時間を上まわる記録です。考えてみてください。日本の野外における働きは,わずか12年間に12倍余の増加を示しているのです。また,3月より400以上も多い新最高数の1万5,890の家庭聖書研究が司会されました。それはすべての面でほんとうにすばらしい報告でした。1月から4月までに得られた新予約数は,昨年の22%増加の6万3,525でした。
5月の初めには,ブルックリンから地帯のしもべとして訪問したチャールズ・モロハン兄弟の特別な話が横浜文化体育館で行なわれ,この集まりに伝道者および関心のある人々合計2,913人が出席して大きな喜びを得ました。ブルックリン・ベテルで働く1,400人の兄弟たち(世界最大の家族)からのあいさつを伝えたのち,モロハン兄弟は世界中に見られる増加について話し,エホバの過分の恵みをいたずらに受けないようにするための次の六つの大切な点を強調しました。(コリント後 6:1-3)(1)新しい事物の体制に対する正しい心の態度,(2)生活上の活動によって心からの愛を示す,(3)物質的なものを愛する人々との悪い交わりを断つ,(4)エホバに対する信仰を示し,生活に必要なものはエホバが備えてくださることを信じて,御国を第一にする,(5)霊的な事柄に対するより深い認識をつちかう,(6)この世における昇進ではなく,奉仕のより大きな特権を願い求めること。モロハン兄弟が結論で述べたとおり,エホバ神に仕えるのに,人類史上,今日ほどすばらしい時代はありません。
みなさんとともに喜びつつ,その奉仕に励みつづけるあなたがたの兄弟 東京支部