提案
「真理」の本を使って聖書研究を司会することにまだ慣れていない伝道者が多い,と報告されています。あなたの会衆でこの問題があるなら,会衆の書籍研究で一度「真理」の本を用いて,1週に1章ずつ研究するよう提案されています。これは「偽わることのできない」の本の研究が終了した時か,「永遠の生命」の研究中の章が済んだ後に行なえるでしょう。会衆の書籍研究の司会者は,伝道者が家庭聖書研究を司会する際の良い手本となるような仕方でこの集会を司会すべきです。各研究で司会者は必ず,2,3の要点や聖句が印象に残るよう,最初と最後の復習は簡潔であるよう,学んだ真理を適用する援助を与えるようにしなければなりません。もちろん,すべての節を読むべきですし,準備をよくすれば1時間で資料をもうらできることを示すような研究であるべきです。現実には,個々の研究生に応じて,それほど早く進まない家庭聖書研究があるかもしれませんが,会衆の書籍研究での研究は,出席している人全員が良い模範としてそれから学べるようなものでなければなりません。「真理」の本の資料を,1969年6月の「王国奉仕」の折り込みに略述されている要領で,一連の公開講演を通してもう一度取り上げるのは有益かもしれません。都合がよければ,それらの公開講演を再び6月あるいは7月から催してもよいでしょう。