支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
エホバはわたしたちの霊的成長を図るための,すばらしい備えを引き続き設けてくださいます。そうした備えの1つは神権宣教学校です。向こう1年間の宣教学校の予定表が今送られていますが,みなさんはそのすぐれたプログラムを見て喜ばれることでしょう。1つの新しい顕著な特徴は,研究生によって行なわれる詩篇の聖書朗読で,その割り当ては今年後半から始まります。このような朗読の割り当てによって,多くの研究生は聖書朗読をさらに流暢に行なえるよう助けられ,また出席者すべては,詩篇の美しさとその意味をいっそう深く認識するようになるでしょう。
神権宣教学校のもう1つの特徴は,新しい「案内書」の本を研究することです。このすぐれた本を,ぜひ個人的に十分研究し,講話の益を十分に得られるよう準備をして出席してください。「案内書」に基づく復習と話は,毎週学校の最初に行なわれますから,すべての人は集会に早めに来るよう決意して,このすばらしい資料のすべての益にあずかれるようにするのはたいせつです。集会が始まる直前,あるいは開会の祈りの最中,または祈りが終わったころ集会場に着くのを習慣にしている人がいるなら,たとえば20分ほど早く家を出られないかどうか,この機会に考慮するのは良いことです。そうすれば,集会の前に建て起こす交わりを少しでも持てますし,それから席に着けば,晩の集会の開会の祈りや「案内書」の本に基づく話の益にあずかれる落ち着いた気持ちになれるでしょう。
4月15日号の「ものみの塔」誌はほんとうの意味で特別号になるでしょう。まず第1に3月26日には,イザヤ書 65章17節に基づく,「神の新秩序への人類の救出」と題する公開講演が世界中で行なわれますが,その特別号の雑誌にはこの講演の全文が載せられます。そのほか,英文の「『諸国民はわたしがエホバであることを知るであろう』― どのようにしてか」と題する本からの記事が,この「ものみの塔」の特別号から連載されます。その最初の記事は,「神がだれかを知るようになるのはなぜか」という主題の記事です。その連載記事には研究用の質問が設けられ,後日,協会はその連載記事を,火曜日晩の書籍研究の集会で用いる方法について提案を述べる予定です。みなさんは,エゼキエルの預言に基づくこの力強い情報を自分自身で,また群れの研究で学んで,心ゆくまで楽しまれることでしょう。その記事に対する関心を高めるものとして神権宣教学校の予定に従い,3月から5月までの期間,聖書のエゼキエル書をぜひ通読してください。
新しい沼津支部の建設工事は,現在順調に進んでおり,5,6人の開拓者の兄弟たちは,建設会社の人たちとともに一生懸命に働き,電気工事の準備にとりかかっています。東京支部のひとりの兄弟は,モノタイプ(自動鋳造植字機)の操作を学んでおり,昨年の夏に発表された英文の「偉大な教え手」と題する本の将来の発行に備えて,和文の活字を組む仕事に忙しく従事しています。
2月中,日本の支部は年に1度の地帯のしもべの訪問を受け,その益にあずかる予定です。近隣の諸会衆がこの訪問の益にあずかれるよう,2月15日,火曜日晩6時30分から特別の集会が開かれることになりました。その場所は京浜東北線の関内駅に近い横浜文化体育館です。その週に巡回のしもべの訪問を受ける関東地方の会衆は,もし望まれるならば,火曜日晩の集会を水曜日に行なうことができます。地帯のしもべの訪問は,現在日本で並々ならぬ拡大を遂げているわざを援助する点で確かに時宜を得たものとなるでしょう。
心からの愛とともに,東京支部事務所
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神があなたがたの訓練を終えられるままにしてください