支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
今やなんと多くの事が起きているのでしょう! そうです,日本における王国のわざは増大の一途をたどっています。13,815人の伝道者新最高数,3,515人の開拓者,野外奉仕に費やされた538,355時間,さらに26,240件の家庭聖書研究というみなさんの5月の報告はすばらしいものでした。みなさんは6月および7月にも同じ熱意と献身的な態度をもって奉仕を行なわれることでしょう。
去る5月12日にブルックリン・ベテルの家族のミラン・ミラー兄弟は川崎市での3台の輪転機の最終試運転を監督するため来日されました。そして同兄弟は,東京ベテルの14人の兄弟たちをまじえて,印刷機に関する2週間の講習を行ないました。それらの兄弟たちは輪転機の印刷技術を直接学べたことをほんとうに感謝しました。ミラー兄弟はこれまでに各国で協会の39台の輪転機を組み立てました。そして,6月6日には日本の輪転機(総重量40トン)が沼津の印刷工場に届けられ,ミラー兄弟は40番目の輪転機の組み立てにとりかかりました。6月8日までに輪転機の主要部分すべてが組み立てられ,6月10日に輪転機の基部を固定するためにコンクリートが注入されました。この間に4人の兄弟たちは東京支部で夜昼働いて仕事を進め,印刷に備えて活字を組み終えました。
以上のことから,沼津の建物の完成も迫っていることがわかるでしょう。5階建のベテルホームの外壁にはクリーム色のタイルがすでに張り付けられました。それはほんとうに美しい建物です。沼津市のちょうど西側を通っている東名高速道路や新幹線を通る人々は海側を見れば,かなり遠くからでも,ものみの塔のあるこの建物を望めるでしょう。この建物の建設に関しては多くの仕事が自発的な労働奉仕によってなされていることを知っている人はかなりいるため,この建設のわざはこの地域ですでに大きな証言をなすものとなっています。
最終的な証言のわざに携わり,また地域大会に出席するみなさんすべてをエホバが祝福されますように。
― 東京支部のみなさんの兄弟