支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
沼津における協会の新しい建物は,王国の関心事のため,すでにすばらしい働きをしています。1月の最初の3日間に東京の支部事務所の一部は沼津に移され,新しいベテルホームの一階にある美しい事務所は今使用されています。しかし,協会の日本支部のおもな事務所は東京に残されており,兄弟たちは今までどおり,すべての郵便物と報告を引き続き東京の支部事務所宛に送るようにしてください。沼津支部宛に郵便物を出さないようにしていただきたいと思います。
沼津の建築計画に対する,貸付け金と直接の寄付によるみなさんの非常に寛大な資金面での援助は深く感謝されています。実際のところ,この面で心を込めた援助がなされたため,協会は予想したよりずっと早く,1月中に貸付け金の多くを返済することができるようになりました。資金の融通ができるにつれ,協会は貸付け金の全部を約4年間のうちに返済する予定でいます。また多くの自発的な働き人も,建築工事と仕上げの仕事を手伝うために彼らの時間と労力を費やしました。その建物はほんとうにりっぱなものであり,一人の兄弟が建物の塔の側面にペンキで書いた「ものみの塔」という大きな文字は,国道一号線のかなり遠くから見ることができます。
沼津のベテルで働いている兄弟たちの多くは年長者であり,沼津近郊の6つの会衆だけでなく,沼津から320㌔以内の他の会衆にも喜んで奉仕したいと思っています。みなさんは東京支部に手紙を出し,3月25日から7月1日までの間の日曜日に会衆で取り決めた公開講演のために,講演者を何人か依頼することができます。会衆で公開講演をしてもらうため,沼津から年長者のひとりを遣わしてほしいと希望される三つか四つの異なった日付をどうぞ知らせてください。また協会の一連の公開講演の中で,みなさんの会衆が聞いて認識を深めると思われる講演の主題を三つか四つ知らせてください。そうすれば講演者はそれらのうちから選ぶことができます。東京支部でみなさんの申し込みを受け取り次第,訪問にかんする詳細をお知らせします。もちろんこのことは,沼津に近い会衆にだけ当てはまります。しかしほかの会衆も,協会の新しい建物を通して他の方法で益を受けられるでしょう。
みなさんの兄弟
東京支部事務所