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  • 『しるしをつけ』て,弟子を作る
  • 王国奉仕 1973
王国奉仕 1973
宣 73/5 3–4ページ

『しるしをつけ』て,弟子を作る

1 『しるしをつける』わざはそれが終結する時まで熱心に続行されなければなりません。なぜなら,それは,今日『嘆き悲しんでいる』大ぜいの人びとの救いを意味するわざだからです。破壊の武器を手にした象徴的な6人の者がキリスト教世界を行き巡り,大患難が全地を襲う時,わたしたちは,『されど身にしるしある者には触るべからず』とエホバが命じてくださったことをどんなにかうれしく思うことでしょう! また,なお時間が残されているうちに,弟子を作るわざに全精力を注いだことをもうれしく思うでしょう。

2 「組織」の本(英文)の121ページには次のように書かれています。「1世紀のクリスチャンの場合と同様,わたしたちすべてにとって,人びとが真の崇拝に転向するのを見聞きすることは,大きな喜びのいわれとなります。それはそのような人びとにとって命を意味するとともに,それはエホバの偉大さと善良さをたたえるものであることを,わたしたちは知っています。(使行 11:18; 15:3)わたしたちの目的は,義に傾く人たちが命を得るのを助けることであり,宣べ伝えるためのいろいろの活動や用いられるさまざまな文書類は,すべてそのための手段なのです。このことを十分に認識するなら,わたしたちは,関心を示した人たちを引き続き尋ねるために最善の努力をつくすでしょう」。

3 ですから,わたしたちは関心のある人びとすべてをできるだけ早めに再び訪問します。そうした再訪問にさいしては事前に準備をして,最初の訪問のさいに示された関心に基づいて,言うべきことを具体的に考えておくのは良いことです。家の人が質問を持っているなら,できるだけ聖書を用いて答えてあげられるでしょう。そうすれば,家の人は神のことば聖書に答えがあることを知り,家庭聖書研究を定期的に行なうことに関心を持つかもしれません。この最初の再訪問のさいに,あるいは最初の戸別訪問の場合でさえ,5月にわたしたちが配布する「見よ!」の小冊子などの出版物を用いて,聖書の真理を組織的に学ぶ方法を実際に示すのは効果的です。

4 今日,経験の浅い大ぜいの新しい伝道者が奉仕に携わっているので,経験を積んだ伝道者は,再訪問をしたり,新しい家庭聖書研究を取り決めたりするさいに,できるだけ新しい伝道者を伴って,行くべきです。そうすれば,それら新しい人びとは,『しるしをつける』わざにひとりで十分あずかれるよう訓練されます。

5 家庭聖書研究が定期的にきちんと行なわれるようになるにつれ,わたしたちは,研究生が引き続き進歩するさまを深い関心を持って見守ってゆきます。わたしたちは研究生にそれぞれの要点をほんとうに理解してもらいたいと願っています。研究の司会方法には特に決められた規則はありませんが,研究生の知識を取り入れる能力に応じて研究の進歩を計るよう努めるべきです。研究生が資料をよく予習するなら,進歩は大いに早められます。研究生は,前もって聖句を調べて,もう一度見ておくことさえできます。もし研究生がこのことを十分に行なうなら,研究そのものにさいしては主要な聖句を調べて,それを研究生にはっきりと銘記させるだけですむでしょう。研究は適当な時期に,できるだけ早く,祈りをもって始め,祈りをもって閉じるようにします。

6 わたしたちは研究生がクリスチャンの人格を持つ者として『しるしづけ』られるのを見たいと願っています。このことを忘れないでください。(エペソ 4:23,24)そのことを目ざして,研究中の話し合いを通して,神への「忠節」を保つことの必要性はもとより,神の要求しておられる「真の義」を認識するよう,研究生を教えてください。研究生には,創造者としてのエホバと,エホバがみ子を通して設けてくださった,救いのためのすばらしい備えとに対する心からの認識が必要です。みずからを命の道に導くに至る決定を下す特権があることを理解できるよう,研究生といっしょに筋道を立てて論じてください。とりわけ,会衆との暖かい交わりに喜びを見いだすよう研究生を助けてください。喜びをいだいてエホバを賛美している民と定期的に交わるようになると,研究生は自分も同様にエホバを賛美したいと願うようになります。最初は親族や友人その他の人びとに真理を分かちたいと願うかもしれませんが,やがて,戸別訪問による奉仕にあなたとともに携わりたいと願うようになるでしょう。

7 新しい人びとがわたしたちとともに公に王国を宣べ伝えるわざに携わるためには,どんな資格が心要ですか。その資格は,「ともしび」の本の107から109ページに書かれているとおりです。(「組織」[英文]の本も同様の資料を載せていますが,道徳上の資格の適用範囲を広げて,一夫多妻と同性愛をも含めています。[コリント前 6:9,10。テモテ前 3:2,12])これらの資格の中には,「真理」の本などの何かの出版物を研究し終えることが含まれているでしょうか。いいえ,そのような要求は「ともしび」の本にも「組織」の本にも述べられていません。また,それらの本の中で述べられていない点を含めた規則を作るべきでもありません。もしだれかがエホバに奉仕したいと願い,「ともしび」の本に載せられている資格にかなっているなら,その人が証言をし,その奉仕を報告するのを引き止める規則を作る必要がどこにあるのでしょうか。中には,2,3か月の間勉強して,伝道者になる資格を備える人がいるかもしれませんし,最初に何冊かの本を2,3年にわたって勉強しなければならない人もいることでしょう。研究を司会している伝道者は研究生の進歩を見守り,王国奉仕に携わるよう新しい人をいつ招待するかに関して良い判断を働かせることができます。

8 やがて,新しい人びとは心からエホバに献身し,バプテスマを受けて『しるしをつけて』もらいたいと願うようになります。協会は,バプテスマを真剣に考慮している人びとに対して,その人たちが現在勉強している出版物のほかに,他の最近の出版物を読むことを勧めています。それらの出版物を勤勉に勉強することによって,バプテスマに先立って行なわれる監督たちとの80の質問の討議に備えることができ,バプテスマの段階を踏む資格がほんとうに整ったことを示せます。こうして,それらの人びとはわたしたちの神エホバの献身した賛美者の大群衆に伍するのです。

[4ページの拡大文]

エホバの賛美者になるよう他の人びとを助けなさい

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