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王国奉仕 1975
宣 75/9 1–8ページ

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● 集会の出席数は王国会館の収容能力を上回るものの,会衆は分会するほどのところにまで至っていない時,何を行なえますか。

多くの会衆では新しい人々が急激に増加しているため,特に日曜日の集会では座席が十分にないといった状態が生じている所があります。問題を解決するために新しい会衆を設立することがいつも必要であるというわけではありません。経験からすると,未熟な状態で会衆を分けるならそれは思わしくない結果をもたらします。長老たちが考慮できる指針となる事柄を幾つか示しましょう。

大きな会衆を分ける場合,分会がなされても両方の会衆に少なくとも50人ずつの伝道者が得られていることが勧められています。また,監督の責任を取り扱う資格のある兄弟たちが十分得られていることが必要です。もし日曜日の集会だけが入り切れないほどの人で混雑するなら,会衆は二つの公開講演と二つの「ものみの塔」研究を開くことを計画できるでしょう。書籍研究の群れがそれぞれどちらの集会に出るかを決めて会衆を分けることができます。同じ兄弟が両方の公開講演を行なうことができますし,それぞれの集まりを別個の「ものみの塔」研究司会者が司会することができます。これは王国会館での人混みを軽減しますし,同時に奉仕会の部分や神権宣教学校の割当てを活用し良い経験を得るようにさせます。後で,会衆がもっと大きく成長する時,新しい会衆を作ることを考慮できます。

かなりの人数の伝道者が別の町に住んでおり,集会に出席するため交通に相当の時間が取られるようであれば,あるいは他の酌量すべき情況があるなら,会衆の大きさが上に提案されたほど大きなものではなくとも,新しい会衆を作ることは望ましいことかもしれません。そのような場合協会は喜んで考慮しますから,会衆の長老団はさらに詳しい情報を載せた「会衆に関する知らせ」を求め,ご遠慮なく協会に手紙をお書きください。

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