支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
海老名における新しい日本支部の建設工事は順調に進んでいます。この手紙がみなさんに届く頃には印刷工場はほぼ完成しています。外部のタイル吹付けが4月5日に終わり,今は周辺の整地に忙しく働いています。印刷・製本工場は間もなく,6月1日から正式の認可を得て使用が開始されます。なんとうれしいことでしょう! この日程を可能にしたのは魂をこめて自分をささげた400人余の働き人の努力と,全会衆で日夜ささげられた祈り,そしてエホバ神の霊によります。
宿舎棟,事務所棟の工事も進んでいます。今年の12月頃にはそれらも使えるようになることを期待しています。兄弟たち,新しい日本支部の建設に関してわたしたちはみなさんに心から感謝しています。最近の協会からの手紙に答えて,みなさんからすばらしい支持をいただいています。特に土地の南側の部分の取得に伴う寄付や貸付けはすばらしいものです。本当に心強く思っています。使徒パウロと同じ確信をわたしたちも持っています。「わたしは,あなたが応じてくれることを信じて書いています。あなたがわたしの言う以上のことをもしてくれるのを知っているのです」― フィレモン 21。
野外の伝道奉仕も豊かに祝福されています。2月の野外奉仕の報告は励みの多いものでした。伝道者は5万3,227名の新最高数で,昨年の平均を11%も上回るものです。それから,家庭聖書研究の数は今や,7万5,171件でこれは17%の増加です。区域の多くはとてもひんぱんに訪ねられていますので,多くの人々が聖書の知識の大切さをこれまで以上に感じるようになりました。正規開拓者も1月より100名ほど増加しました。これらすべては,あの寒い2月に成しとげられました。
5月8日~17日の期間,統治体の成員の一人,M. G. ヘンシェル兄弟が20年ぶりに日本支部を訪れます。世界中で拡大や新しい支部の建設が行なわれていますので,同兄弟を通してそのニュースを聞けることを楽しみにしています。
日本支部の兄弟たち