支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
日本全国のみなさんが深い関心を寄せておられる海老名支部の建設工事は,エホバ神の保護と導きのもとに順調に進められています。既に完成した工場からは立派な書籍が生産されていますが,海老名支部の中心部となる事務棟は,12月下旬の市当局による竣工検査を目ざして最後の仕上げの段階に入っています。外側が茶かっ色のタイル張りとなっている事務棟の中には奉仕事務所や情報処理部門のほか,厨房や食堂などがあります。この手紙が奉仕会で扱われるころにはコンピューターが搬入されていることでしょう。建設の兄弟たちは事務棟の完成を目ざしてここ数か月の間,自発的に夜遅くまで残業をしてきました。これから数か月間は,宿舎棟と王国会館の完成を目ざして全力が傾けられるでしょう。
沼津ベテルでは11月中旬に翻訳部門が海老名に移り,雑誌の印刷は今まで約7年間,よい働きをしてきた活版輪転機から,12月中には海老名のオフセット輪転機に切り替えられます。
さて,新奉仕年度の最初の月の野外奉仕はどうでしたか。9月の報告は本当にすばらしいもので,5万7,240人の伝道者の最高数が得られました。この中には9月以後,日本支部の管轄下にある沖縄の1,000人近い伝道者が含まれています。正規開拓者も最高数で,補助開拓者は今までの最高数に次ぐ2番目に多い数でした。また,時間,再訪問,聖書研究もそれぞれ最高数に達しました。神と隣人への純粋な愛の動機によるみなさんの熱心な奉仕は,エホバによって豊かに祝福されています。―マタイ 22:37-39。
これから寒い季節に向かいますが,出版物を十分に活用しながら,引き続き宣べ伝える業に励みましょう。それと共にひとりひとりが研究を司会して弟子を作る業にあずかるよう努力し,現在司会されている7万8,000件余りの家庭聖書研究を一層進歩的なものとするよう励んでゆきましょう。わたしたちの心からの愛とあいさつを送ります。
みなさんと共に働く,
日本支部の兄弟