支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
数日前に受け取った統治体からの手紙の中に次の一節がありました。「(それぞれの支部)から受けた愛と忠節の立派な表明について,わたしたちの心からの感謝を言い表わしたいと思います。それはわたしたちの確信と励ましになり,同時にエホバからの祝福となっています。それで,今度はみなさんと共に1981年の年句に言われているように,全き信仰をもってエホバをほめたたえ続けたいと思っています。『あなたの忠節な者たちはあなたをほめたたえます。彼らはあなたの王権の栄光について語ります』(詩 145:10,11,新)」。
今わたしたちも日本中の兄弟姉妹たちに同様の気持ちを持っています。忠節こそ今の時に必要な特質であり,1年間の主題としてふさわしいものと思います。エホバをほめたたえる点で引続き忠節でありますように。
1980年10月の野外の報告はすばらしいものでした。日本で初めて1か月に200万時間以上が費やされました。1万8,818名の開拓奉仕者たちも最高数で,初めて全伝道者の3分の1(33%)に達しました! 伝道者の合計5万7,814名は6%の増加となりました。すべての報告から励みを受けています。
この手紙が会衆で扱われる時には新しい,美しい日本支部の事務所が完成し実際に使われていることでしょう。これは本当にすばらしい建物です。日本中のみなさんがこのことに貢献してくださいました。ありがとうございます。ニューヨークの本部も新しい事務所に移り,よりよい奉仕が行なわれているとのことです。海老名ベテルには約1万本の樹木が熊本地方の兄弟たちから送られ,新しい工場の周りに植えられています。建設の業は完成に向かい確実に進展しています。
みなさんと共にエホバ神に奉仕できることは心からの喜びです。あなたの区域で,あなたの置かれているそれぞれの事情の中にあってあなたが示す王国に対する関心は本当に感謝されています。忠節のうちにエホバの王権の栄光について語ってまいりましょう。
日本支部で働くみなさんの兄弟