支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
毎月,みなさんから野外奉仕の報告をいただくことをわたしたちは本当に楽しみにし,喜びとしています。個々の会衆から送られる報告も,開拓者たちの報告も,エホバと隣人に対する愛を表わすものであり,それらを集計することにより,どれ程大きな証言がなされたか知ることができるのです。
12月の報告によると,全日本で5万8,669人の奉仕者が熱心に奉仕に参加なさったことが示されています。これらの方々は世がもたらす忙しさや,世の精神に負けず,王国を宣べ伝える業に忙しく携わったのです。みなさんの努力はすばらしいものです。
12月中支部委員たちは日本各地に散在する11の宣教者の家を訪問し,奉仕や集会を共にしました。そして今度秋田市に新たに宣教者の家が設けられることになり,東北地方での業が拡大を見ることでしょう。さらに支部委員は1月と2月の間,全日本の約80の都市への訪問を行ない,兄弟たちと霊的なものを共にすることができました。
統治体からの知らせでは,統治体を代表して,T・ジャラズ兄弟が地帯監督として4月中旬に日本を訪問し,いま行なわれている支部の建設の仕事,支部の活動などを調べたり,提案を与えたりされます。この際にジャラズ兄弟は日本の兄弟たちに話をしてくださる予定です。詳細は明確な取決めができ次第各地の兄弟たちに知らされることでしょう。しかし昨年の地帯訪問と同様,中央となる会場と諸都市の会場とを電話線で結び,いろいろな場所でこの話が聞けるように取り決めたいと思っています。
3月中わたしたちは「聖書物語の本」を用いて伝道します。学校も春休みに入る期間ですし,大勢の年若い人々とその親に会う機会が多いことでしょう。積極的に真理を語り,この本から得られる益を語りましょう。できる立場の方々は補助開拓者として3月の奉仕を楽しまれるようにお勧めします。
心からの愛と共に,
日本支部で奉仕する兄弟たち