支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
わたしたちはイエス・キリストがクリスチャン会衆に与えてくださった「人々の賜物」をどれほど感謝していることでしょう。毎週の集会を準備し,野外奉仕において率先し,演壇からまた個人的に神の言葉に基づく親切な助言や励ましを与え,会衆を霊的に保護するために油断なく見張っている,会衆内の任命された男子は,確かに会衆の成員からの愛や敬意,協力を示されるにふさわしい働きをしています。―エフェソス 4:8,11-12。テサロニケ第一 5:12,13。
去る11月2-6日に,日本の区域で奉仕する72人の巡回監督と5人の地域監督は,日本国内の六つの場所で開かれた特別の集まりに出席し,統治体によって備えられた教訓的な資料と新たに追加された王国宣教学校の教科書から有益な訓練を受けました。さらにその週末には72の巡回区で王国宣教学校の教訓者として奉仕する見込みを持つ144人の兄弟たちが,そのための訓練を受けました。これら備えのできた兄弟たちによって今,全国で長老たちのための王国宣教学校が開かれています。その益はこれから徐々に諸会衆に及んでいくことでしょう。わたしたちはこれらの立てられた長老,またそれを補佐する奉仕のしもべたちと,一個の人体のように結び合って働き,これからもエホバになお一層賛美を増し加えたいものです。
9月の奉仕報告がまとめられました。「良いたより」は引き続き実を結んでいます。伝道者は6万4,001人に増加し,正規開拓者も1万1,310人の最高数になりました。9月に1,177名が新しくこの奉仕に入ったのですからそれも当然のことです。開拓者の合計も2万1,071名の最高数で,このほか,時間,再訪問も今までにない記録でした。
今月は野外で新しい「幸福」の本を用います。講演で内容を知ることができますから,どこを用いたいか決められるでしょう。年末のせわしさを見越して,月の初めから良い計画を立て,野外奉仕をよく支持いたしましょう。みなさんの働きに引き続きエホバの豊かな祝福を祈ります。
日本支部のみなさんの兄弟たち