支部の手紙
王国伝道者の皆さん:
「エホバの祝福,それが人を富ませるのであり,神はそれに痛みを加えられない」。4ページに載せられている1983奉仕年度の報告を見る時,箴言 10章22節のこの言葉は何と真実なのでしょう。エホバは1年間にわたるわたしたちの一致した働きを豊かに祝福してくださり,わたしたちはその民として霊的に豊かに富まされてきました。そして,『収穫に働き人をお遣わしください』とのわたしたちの祈りとそれに調和した努力は豊かに報われました。1年間で1万人を超える働き人が加えられ,伝道者数は8月に8万2,160人という最高数に達しました。その結果,伝道者に対する人口の比率は,一人に対して1,444人にまで下がってきました。それでも必要はまだまだ大きいものであり,これからも手をゆるめることなく一致して働いていきたいものです。―マタイ 9:37,38。
働き人の必要を満たすべく皆さん個人個人は本当に勤勉に働かれました。年間を通じて示された開拓者精神はすばらしいものであり,正規開拓者および補助開拓者の増加率はいずれも平均伝道者の増加率を上回るものでした。さらに,去る8月中,海老名ベテルの奉仕事務所の兄弟たちは1,766枚の新しい正規開拓奉仕申込書を新奉仕年度に間に合うよう扱うために毎晩残業して働きました。また,伝道者の皆さんも熱心に働かれました。過去3年間,伝道者の野外奉仕時間の平均は上昇を続け15.4時間という非常に優れた水準に達しています。これからも各自与えられた立場で最善を尽くし,一致のうちに共に働くとき,エホバはわたしたちの業を引き続き豊かに祝福してくださるでしょう。
業の助けとして,エホバは雑誌を初め優れた出版物を豊富に用意してくださいました。これからもそれらを積極的に活用してまいりましょう。また夏の地域大会で発表された「崇拝」の本を,研究のための2冊目の本として活用しておられますか。それは立派な働き人を生み出す上で大きな助けとなるに違いありません。皆さんと共に業の拡大を喜び,温かいクリスチャン愛をお送りします。
日本支部の皆さんの兄弟