支部の手紙
王国伝道者の皆さん:
去る5月に日本を訪問した地帯監督,グリーンリース兄弟はわたしたちに数々の有益な提案を与えてくださいました。その一つに,わたしたちがこれまで組織的に行なっていなかった野外奉仕のための集会を各会衆,各群れで効果的に行なうことを提案してくださいました。これは何とすばらしい提案でしょう。群れの証言活動を行なう際,簡潔で,効果的な野外奉仕のための集会をそれぞれ持つことができれば,それは奉仕を本当に活発で,新鮮な,効果をもたらすものにすることができるでしょう。「わたしたちの奉仕の務めを果たすための組織」77ページにはこの集会がどのように開かれるかについて実際的な提案がありますし,この「わたしたちの王国宣教」の中にも役立つ提案がありますので,皆で学んで新奉仕年度の奉仕から正式に始めていただきたいと思います。
1973年当時,日本では人口5,759人に一人の割合でエホバの証人が奉仕していました。しかし,10年後の1983年には,人口1,444人に一人の割合でエホバの証人が奉仕しています。つまり証人たちの数はこの10年間で4倍以上になったのです。そしてこの間,開拓者は7倍以上に増加しました。それで多くの会衆はいままで以上に区域をひんぱんに回っており,中には5日から10日で区域を回っている会衆もあります。これは何を意味するものですか。各奉仕者が証言を行なう際,紹介の言葉,人々と会話すること,出版物の配布などで非常に効果的になり,巧みさを示さねばならないことを意味します。それで上記のような簡潔な集会を奉仕の前に開いて活動に備えることは,すべての奉仕者を奉仕に対してよく整えられたものとするのに役立つでしょう。―テモテ第二 3:17。
「わたしたちの王国宣教」の9月号からは,「支部の手紙」の代わりに,毎週の野外奉仕のための集会で考慮される資料が掲載されるのでお用いください。この新しい取り決めをよく支持することにより,これからの奉仕がより活発で,より効果的なものとなるよう心から祈っています。
皆さんと共に働く,日本支部の兄弟たち