良いたよりを紹介する
1 良いたよりを伝える面で最も難しい部分は戸口での最初の言葉であることが少なくないという点に気づいておられますか。しかし,聖書の命を救う音信に人々の耳を傾けさせることにおいてわたしたちはどんなにか熱心でしょう!(ヨハネ 17:3。テモテ第一 4:16)このことを成し遂げるために,わたしたちは新しい「会話するための話題」への関心を引き起こすような紹介の言葉を開発する必要があります。
2 10月号の「わたしたちの王国宣教」で発表されたように,巡回監督は,会衆訪問中の野外奉仕のための集会で新しい「聖書から論じる」の本の幾つかの点を復習しています。水曜日と木曜日の朝,その会衆の区域にふさわしいと思う紹介の言葉を考慮しています。「論じる」の本の9-15ページには,話し合いのための様々な話題に関連した40の異なった紹介の言葉が挙げられています。あなたはこの価値ある情報を用いておられますか。
3 13ページの「聖書/神」の部分にある3番目の紹介の言葉を容易に用いることができると思われるかもしれません。次のように簡潔に言うことができます。「お目にかかれてうれしく思います。私は聖書から励みになる一つの考えをご近所の皆さまにお伝えしております。将来に何が待ち受けているだろうかと疑問に思われたことはございませんか」。家の人の答えに耳を傾けた後,極めて自然に啓示1章1節や21章3,4節の話し合いに移れます。証言の中で聖書について早目に述べないのが最善だと思われるなら,12ページの「将来/安全」の部分の最初の提案を用いるようにし,それを啓示の二つの聖句に合わせて用いたいと思われるかもしれません。他の提案されている紹介の言葉を復習することにより,区域で効果のあるさらに付加的な考えを得ることができるかもしれません。
4 「論じる」の本のこの特別な部分を活用することにより,それら大切な紹介の言葉を見いだすのはそれほど困難ではなくなるでしょう。そのことは,わたしたちの宣教における王国という主題を際立たせる会話へとさらに導くに違いありません。心に訴える紹介の言葉を用いることにより,わたしたちすべてが他の人々の将来に対する純粋な関心を示してゆけますように。